『あんぱん』“のぶ”今田美桜のお見合い相手役に中島歩 その母役に神野三鈴
2025年5月2日(金)12時0分 マイナビニュース
女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)の新たな出演者が2日、番組公式SNS発表され、中島歩と神野三鈴の出演が明らかになった。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、アンパンマンを生み出したやなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛ける。
中島が演じるのは、のぶにとって初めてのお見合い相手・若松次郎。商船学校を卒業し、一等機関士として働いている。父親は結太郎の知人で、機関長。次郎本人も結太郎と船上で会ったことがある。カメラが趣味。
神野が演じるのは、次郎の母・若松節子。のぶの存在を知り、朝田家に次郎とのお見合い話をもってくる。
○■中島歩コメント
11年ぶりの“朝ドラ”はやっぱり特別で、難しくて、なんか青春っぽかったです。
そしてこんなにのめり込んで仕事ができた自分自身に驚いています。
そんな機会にまた出会えたことはとても幸運です。
お楽しみにー。
○■神野三鈴コメント
私の母は生前「アンパンマンは目の前に困っている人がいたら自分の顔を齧らせてあげるの。一番すてきなヒーローね」とよく話していました。
日常の中やニュースを見ては母の言葉に思いを馳せることが多くなり、そんなときに中園ミホさんの脚本でやなせさんご夫婦のお話が朝ドラに!自分が物語の細胞のひとつになれるなんて。あんまりうれしくて思わず踊ってしまいました。
すばらしい役者さんたちの中に途中参加する不安も、柳川監督が衣装合わせから名演出でほぐしてくださり、(土佐ことば指導の)西村雄正さんが役者ならではの指導で土佐弁に血を通わせてくださいました。
朝田家の皆さんの包容力の大きさ、さりげない優しさに助けられて。
スタッフの皆さんがこの作品を愛していて、今田美桜さんの明るさと情熱を真ん中に穏やかな熱気が満ちている現場にいられる幸せ。
私は家族にあの戦争を経験した人がいる世代。語ってくれたこと、つないでくれた命の意味を申し送りできたら。
早く皆さんに中島歩さん演じる自慢の息子、次郎に出会っていただきたいです。
(C)NHK