橋下徹氏 官房機密費の選挙使用“疑惑”に「一定の時間が経ってから領収書をきちんと公開する制度に」

2024年5月13日(月)7時26分 スポーツニッポン

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が13日、自身のSNSを更新。12日のNHKの番組で、自民党の鈴木馨祐衆院議員が官房機密費について「選挙目的で使うことはない。断言する」と述べたことについて言及した。

 鈴木氏は、自身の発言の具体的根拠は示さなかった。政治資金規正法改正に向けた党の作業部会座長を務めている。

 機密費を巡っては、中国新聞が、自民党政権で国政選挙の陣中見舞いに充てられたとする匿名の元官房長官の証言を報じた。また、昨年11月には、石川県の馳浩知事が講演で、東京五輪招致活動で国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、機密費を使って贈答品を渡したと発言し波紋を呼んだ。当時の安倍晋三首相から「官房機密費もあるぞ」とハッパをかけられたとも明かし、政界のみならずSNS上でも炎上。馳知事は同月「全面的に撤回する」「私自身の事実誤認もある発言だった」と謝罪した。

 橋下氏は、官房機密費について「これまでの国会議員の態度振る舞いからして、彼ら彼女らの断言なんて誰も信用しないわな。一定の時間が経ってから領収書をきちんと公開する制度にすべき」と自身の考えをつづった。

スポーツニッポン

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