“無言の拍手”がエモい!人気女流雀士、一緒に苦悩から抜け出た仲間のトップを笑顔で祝福した感動の一コマ/麻雀・Mリーグ

2024年5月14日(火)14時30分 ABEMA TIMES

 プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月13日、U-NEXT Piratesは第1試合で瑞原明奈(最高位戦)、第2試合で鈴木優(最高位戦)がそれぞれトップを取り、リーグ史上初となる2度目の優勝に大きく前進した。控室で鈴木優のトップを見届けた瑞原は、言葉を発することなく無言の笑顔で全力拍手。苦しい戦いの末に一緒に掴み取ったトップを、しみじみと味わっていた。

【映像】思いを噛み締めて…全力で拍手する瑞原

 瑞原はレギュラーシーズン3位、鈴木優にいたってはMVP。2人とも圧巻の強さでレギュラーシーズンを駆け抜けセミファイナル、そしてファイナルへと進んできた。ところが瑞原はポストシーズンで4年間、トップなし。鈴木優も自身としては初めての優勝に向かうファイナルで、思うような戦いができていなかった。

 ただ、この日は違った。瑞原は序盤の先制点を活かしきって逃げ切りトップ。約4年ぶりとなるポストシーズンでの勝利を手にすると、試合後のインタビューから笑顔を取り戻し、チームメイトの待つ控室にはダッシュで戻っていった。続く鈴木優も、なんとか独走を許すまいとする他3チームからの包囲網をくぐり抜けトップを取り、チームは同日2勝。リーグ初となる2度目の優勝に大きく近づいた。

 トップが決まった瞬間、U-NEXT Piratesの控室も大盛り上がりだったが、瑞原は声を出すことなくじっとモニターを見つめながら喜びを噛みしめるように無言のまま全力拍手。ファンの感動を招く一コマになっていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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