ラモス瑠偉、ジーコは憧れ「Jリーグが世界に知れわたった」

2024年5月14日(火)13時41分 オリコン

ジーコは憧れだったと語ったラモス瑠偉 (C)ORICON NewS inc.

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 サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏(67)が14日、都内で行われた「2024“Jリーグの日”特別企画発表会」に出席した。

 日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」が1993年5月15日に開幕。その原点の日が“Jリーグの日”として日本記念日協会により記念日として認定・登録されており、今年もさまざまな特別企画を実施。そのひとつとして、Jリーグ開幕の年に発売を開始し、ラモス氏がCMに出演した『Jリーグカレー』と同CMが復刻する。

 CMで、『Jリーグカレー』を食べた子どもがラモス氏に“変身”するところから、「カレーを食べて変身したい人は?」という問いに、ラモス氏は「難しいですね」と熟考の末「ジーコ選手」と一言。その理由は「天才だから」と話すと会場からどよめきが起きた。Jリーグ初期に鹿島アントラーズの司令塔として、ラモス氏としのぎを削ったジーコ氏。ラモス氏は当時を振り返り、「ドキドキしますよ。ピッチ入るのが嫌だった」と告白した。

 また、発表会終了後の囲み取材に応じたラモス氏はこの発言について、「プレイヤーとしてジーコですよ。彼のすべて。あの細い体で、マンツーマンで厳しい昔の時代、しかもいい状態のグラウンドではないなか、そこから技術でドリブル仕掛けたり、視野広くパスを出したり、(ボールの)処理がすごい。憧れ、尊敬でした」と明かした。

 また「日本に来て、もっとジーコのことを知るようになって。彼はいろんな恵まれない人のために活動もしているし、誰に対しても(態度が)変わらない。ブラジルのなかでいろんな有名な選手、ジーコがきただけでピリッとなるんです。ロナウドだろうと、ロナウジーニョだろうと、ネイマールだろうと関係ない」と人間としての器の大きさも実感。

 それだけに「まさか(ジーコが)日本に来てくれると思わなかったし、すごくうれしかったですよ。ジーコが来たおかげで世界中にJリーグが知れわたった。それが大きかった。ジーコは日本にとってとても大きな存在だと思います」と話した。

 なお、『Jリーグカレー』復刻版は、5月15日の2024年明治安田生命J1リーグ第14節開催の全10スタジアムで1000個ずつ、計1万個が配布予定。当日アウェイ側のクラブでも6月以降に配布予定となっている。会場以外ではSNSキャンペーンで100人にプレゼントされる。また、『Jリーグカレー』の復刻CMも14日から、YouTubeで公開される。

 発表会には、特命アンバサダーチームとして、ラモス氏以外に朝日奈央(30)、お笑いコンビ・ペナルティのワッキー(51)、ピン芸人のとにかく明るい安村(42)が登壇した。

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