実写ドラマ化『七夕の国』映像初解禁 三上博史、山田孝之らの出演も明らかに

2024年5月17日(金)10時0分 オリコン

実写ドラマ『七夕の国』ディズニープラス「スター」で7月4日より独占配信 (C)2024 岩明均/小学館/東映

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 『寄生獣』や『ヒストリエ』などの作品で知られる岩明均氏のSF漫画を俳優の細田佳央太主演で実写ドラマしたスター オリジナルシリーズ『七夕の国』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で7月4日より独占配信される。本日、本作の映像初解禁となるティザー予告が公開。そして、藤野涼子、上杉柊平、木竜麻生、三上博史山田孝之らの出演が明らかとなった。

 原作漫画は、1996年から99年にかけて小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載され、岩明氏の作品の中でもカルト的人気を誇る本作。“あらゆる物に小さな穴を空ける”という何の役にも立たない超能力を持つ平凡な大学生・南丸洋二(みなみまる・ようじ)、通称「ナン丸」が、未曾有の危機をもたらす“球体”の謎に挑むスリラー。

 ティザー予告の冒頭、●(まる)にエグられた窓が映し出されたかと思いきや、次の場面では、弾けるような音とともに人の体がえぐられて消失してしまうという衝撃のシーンが映し出される。

 この事件をきっかけに、ビルや人が丸くエグられる怪事件が多発し、日本中は恐怖に包まれていく。そんな怪事件の鍵を握るのは、時期外れの七夕祭を行う山間の“閉ざされた町”丸川町。ひょんなことから、この町に訪れることとなったナン丸(細田)は、自身がこの地にルーツを持つことを教えられ、知らず知らずのうちに代々受け継がれていた球体の力の謎に巻き込まれていくこととなる。

 「この町は何かを隠してる」という台詞と共に映し出された町の人たちはどこか不気味な笑みを浮かべる。別のシーンでは人々が不安げな表情で空を仰ぐ様子や、何かに怯え逃げまどう街の人たちの場面が次々に切り取られて不穏な空気が漂う。そして、映像の最後は、ハットをかぶった人物のただならぬ後ろ姿と、人々を飲み込むように影を伸ばす大きな●(まる)が映し出されて締めくくられている。

 何もかも●(まる)にエグる球体の力、人ならざる異様な雰囲気を醸し出す人物、カササギと人の手のひらと丸が描かれた旗、丸川町の秘密など、散りばめられた不気味な謎。その謎はさらなる謎を呼び、物語の幕開けが待ち遠しくなる仕上がりとなっている。

 ナン丸が訪れる“閉ざされた町”で出会い、次第に心を通わせていく女性・東丸幸子役に藤野涼子。幸子が恐れる兄・東丸高志役に上杉柊平。ナン丸と共に球体の謎を追う大学のゼミの助教授・江見早百合役に木竜麻生。事件直前に姿をこつ然と消してしまうナン丸が通う大学の教授・丸神正美役に三上博史。そして、多くの謎を持ち、目深に帽子を被る長髪の男・丸神頼之役を山田孝之が演じている。

 ほかに、鳴海唯、濱田龍臣、西畑澪花、深水元基、伊武雅刀なども出演。ナン丸がたどる運命にどのように絡んでくるのか、続報に期待したい。

オリコン

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