松居慶子 アメリカを拠点に世界で活躍するコンテンポラリージャズ・ピアニストが6月に東京で帰国ライヴ開催
2025年5月19日(月)12時30分 婦人公論.jp
コンテンポラリージャズ・ピアニスト、松居慶子さん(写真:本人提供)
アメリカを拠点に世界で活躍するコンテンポラリージャズ・ピアニスト、松居慶子さんが、6月に東京で帰国ライヴを行う。(構成:梶山寿子)
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アルバム3枚が米ビルボードのチャート1位に
1987年の全米デビュー以来、発表した30枚のオリジナルアルバムすべてがヒットチャート上位に入るなど、松居慶子さんは、37年以上にわたってグローバルな音楽シーンで活躍。2001年の『Deep Blue』、2016年『Journey To The Heart』、2019年『Echo』の3作品が、米ビルボードのコンテンポラリージャズ・アルバムチャートで1位に輝いている。
アメリカはもとより、ヨーロッパや南アフリカなど、彼女の音楽のファンは世界中に。そんなファンとの強い絆に支えられ、休む暇もないほどの過密スケジュールでツアーを行っている。
今回の帰国公演では、ロングセラーを続ける最新アルバム『EUPHORIA』の楽曲を中心に、希望のエネルギーがあふれる美しきメロディを日本のファンに届けてくれるはずだ。
2023年発売のアルバム『EUPHORIA』
実力派ミュージシャンがバンドメンバーとして参加
公演は、6月20日(金)「コットンクラブ」、6月21日(土)22日(日)「ブルーノート東京」で。ジミー・ブランリー(ドラムス)、リコ・ベレッド(ベース)、JP・モウラオ(ギター)、デイビッド・ネグレテ(サックス/「ブルーノート東京」公演のみ)という実力派ミュージシャンが、バンドメンバーとして参加する。
日本のファンに向けて、松居慶子さんからメッセージが。
「最高のツアーファミリーと共に、 新旧アルバムから選りすぐったレパートリーをお届けします。 このひとときを皆さんとご一緒できたら幸せです。 会場でお会いできるのを楽しみにしています!」
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