星野源、ぽつり「孤独感っていつかなくなるかなと思ったけど...なくならないですね」楽曲にも漂う孤独を語る
2025年5月19日(月)11時42分 スポーツニッポン
シンガー・ソングライター星野源(44)が18日深夜放送のABCテレビ「EIGHT-JAM」でインタビューに応じ、孤独について語った。
番組では、星野の音楽を愛する多くのミュージシャンによる分析を紹介。本人にも伝えた。YOASOBIのAyaseからは、キャッチーなメロディーや挑戦的なサウンドに乗る歌詞からにじみ出る哀しさが好きだとして「一体どれほどの孤独や憂いとともに生きてこられたのだろうとしみ入ります」とのコメントが。また、三浦大知からは「とても美しく地獄を歌い…闇の中で希望を歌い続ける」と評された。
孤独と憂い、地獄と希望といった二面性を指摘された星野は「孤独感みたいなものっていつかなくなるのかなと思ってたんですけど…なくならないですね」とぽつり。「小さい頃からずっとそばにあるっていうか。音楽を作ったり、演劇を中学1年生でやったときとか、“あ、孤独じゃないかも”って思うタイミングはいっぱいあったんですけど…なんかやっぱずっとあるな、みたいな」と苦笑いし、「みんなそうなんじゃないかな、っていう思いもあります…人間」と吐露した。
そんな思いを音楽や詞にする。「自分の心とか感覚とかセンスの中に潜って一番深い所にまで行くと扉があって、そこを開くといろんな人の孤独につながってる感じがするんですよ。そこで音楽を鳴らす作業をやってるって感じで。そういう風に言ってもらえると、扉つながったんだなって感じがするので、うれしいです」と語った。