HIPPY 10周年にしみじみ 「君に捧げる応援歌」でのブレーク 日ハム新庄監督との縁も明かす
2025年5月19日(月)20時23分 スポーツニッポン
シンガー・ソングライターのHIPPY(44)が19日、東京・渋谷のお好み焼き店「電光石火 渋谷センター街店」でデビュー10周年を記念した取材会を行った。「10年前はデビューできるか定かじゃなかった。35歳になる年にデビューして、10周年を迎えられてとってもうれしいです」とこれまでの歩みを振り返った。
アルバム収録曲「君に捧げる応援歌」が、新型コロナウイルスがまん延していた2020年から21年にかけて、SNSを中心に大ブレーク。2020年度にはプロ野球選手の登場曲タイトル曲ランキングで1位を獲得した。「たくさん背中を押してもらって活動できたんですけど、もう難しいなと思った時に“SNSでお前の曲が広がってるぞ”と友達から教えてもらって、たくさんの方が歌ってくれたり使ってくれたりするシーンを見て感動しましたね」と当時の状況を振り返った。
自身も広島の強豪高校の野球部に所属し、広島市民球場でボールボーイを務めるなど野球との関わりは深い。当時阪神タイガースに所属した日本ハムの新庄剛志監督とも親交があり、ブレーク後には再会を果たした。「あの時のボールボーイですと言ったら凄く驚いてくれた。その出会いもあってエスコンフィールドでの試合前、試合後歌唱も任せてもらいました」と球界のスーパースターとの関係を明かした。
地元でファンの広島と新庄監督率いる日本ハムはともにリーグ優勝を狙える位置につけている。「好きな広島と日本ハムがどちらも首位争い。夢のような日本シリーズが見られるのではないかとわくわくしています」と応援するチーム同士の頂上決戦を願った。
6月14日には初のアリーナライブを地元広島サンプラザホールで開催する。