中尾ミエ 父の事業失敗で脳裏に焼き付く衝撃光景「東京に出る時、家具にいっぱい...」

2025年5月19日(月)22時8分 スポーツニッポン

 歌手でタレントの中尾ミエ(78)が、19日放送のBSトゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん〜昭和の大先輩とおかしな2人〜」(月曜後9・00)にゲスト出演し、激動の少女時代について語った。

 1946年に福岡・北九州の小倉で誕生。6人きょうだいの4番目だった。祖父が創業した教科書の卸売り業で成功し、父が2代目として継いだという。当時の生活は裕福で、「学校なんかは、いい学校に入れた」と明かした。

 そんな恵まれた暮らしは、父の事業失敗で激変した。「父親は典型的な2代目だったので、祖父が築いたものを全部ダメにして」。引っ越しを繰り返し、最後は父の実家に行き着いたという。「武家屋敷みたいな立派な屋敷でしたよ」というが、「東京に出る時、家具に赤い紙がいっぱい貼ってあるなと思って」とも。借金の返済のため家財道具が差し押さえられており、その衝撃光景を「それは覚えてますね」と振り返った。

 家族8人で、母の実家がある大阪を経由し、上京することに。実際には千葉県市川市に住んだという。その後、東京に移り、世田谷の経堂、さらに上北沢へ。「上北沢に移った時には家族8人で6畳、4畳の一間」という劇狭住宅だったという。

 若くして、自分が働いて家族を養う決意をした中尾。米軍キャンプで歌って歌唱力を磨き、大手芸能プロの渡辺プロに日参し、契約。1962年には「可愛いベイビー」が大ヒットし、一躍スターに躍り出た。

スポーツニッポン

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