「次の一手解答選手権」があったら優勝候補!?高見泰地七段、連続的中に仲間も「すごいな!そんな当たる?」とびっくり/将棋・ABEMAトーナメント2024

2024年5月20日(月)10時0分 ABEMA TIMES

 もし「次の一手解答選手権」があったら一躍、優勝候補かもしれない!?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Bリーグ第1試合、チーム菅井 対 チーム斎藤の模様が5月18日に放送された。第1局はチーム菅井・佐藤康光九段(54)、チーム斎藤・三枚堂達也七段(30)による対戦になったが、ここで控室にいた高見泰地七段(30)が、次々と予想手を的中させ「すごいな!そんな当たる?」と周囲を驚かせることとなった。

【映像】高見七段の読みに驚く斎藤八段

 高見七段は2017年度に叡王で初のタイトルを獲得。竜王戦は2組で活躍中、順位戦でも次期からB級1組に昇級するなど、年々確実に成績を向上させている実力者の一人だ。また人当たりもよく、イベントや大盤解説などのトークも軽妙で交友関係も広い。プロ将棋界には欠かせない人材となっている。

 チーム斎藤は、小学生の頃から大会などで顔を合わせてきた1993年生まれの3人組。お互いをよく知る関係だけに、控室でもリラックスした様子で過ごしていると、いざ戦いが始まった後は、手の内を知り尽くしている同学年だけに、次から次へと手を予想しては三枚堂七段が指す手を的中させていった。

 これにはたまらず斎藤八段も声をあげた。三枚堂七段が優勢で迎えた終盤、佐藤九段が最後の反撃と三枚堂玉に迫ったところ、ここで▲7八歩を選択。絶妙な受けの一手だったが、これも高見七段は指す前に予想していたことで、斎藤八段は「すごいな!そんな当たる?」とびっくり。これに高見七段は「斎藤君が東京を留守の間にも、我々は日々研鑽を積んでいるんですよ」とニヤリとしていた。

 高見七段の的中率と同学年トークは、ファンの間でも話題に。「これ見えるってさすがプロだ」「たかみー当たりまくり」「いい雰囲気だね」「楽しそうな控室」と盛り上がっていた。

◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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