『サンダーボルツ*』10億円突破、フローレンス・ピュー「ニュー・アベンジャーズ」に広がる共感を語る
2025年5月20日(火)12時20分 シネマカフェ
『サンダーボルツ*』(c) 2025 MARVEL
本作で描かれるのは、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった新チーム〈サンダーボルツ*〉誕生の物語。
人類消滅の危機のなか、過去に悪事を犯したことのある“最強”でも、“ヒーロー”でもない〈超クセ強な無法者〉たちが、“やるしかない!”と一挙集結、アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つ史上最強の敵・セントリーに立ち向かっていく——。
5月2日に日米同時公開となり、初週末の世界興行ランキング第1位を獲得した本作。公開2週間たった現時点までに、全世界興収3億2,572万ドル(約472億9,565万円/1ドル145.2円計算 ※Box office mojo参照)を記録。
SNS上では、それぞれ心にトラウマを抱えながらも寄り添い合い進んでいく〈サンダーボルツ*〉の姿に「全員に感情移入できて、みんな好きになる」「全員に共感…。感動しすぎて涙止まりませんでした!」といった声が続出。「MCU作品で2年ぶりに映画館でリピートした!」など彼らに共感し、映画館に複数回足を運び応援する声も広がり続けている。
〈サンダーボルツ*〉が共感を集める理由について、エレーナを演じたフローレンス・ピューは「何かに秀でているわけではないからだと思います。彼ら全員が過去に過ちを犯し、心の中に悪魔や後悔を抱えている。だからこそ、私たちは彼らに好感を抱くんです」と自身の考えを明かす。
そして、「それぞれが完璧ではない上に、チームとしての働き方も知らない。そんな彼らが失敗したり、お互いのエゴでぶつかり合ったりする姿を見ているだけでも楽しいですが、少し頑固な彼らが、次第にお互いに頼り合い、信頼し合い、支え合うようになるのを見るのも、本当に素晴らしいんです。美しいメッセージだと思います」と続け、彼らがチームアップしていく中で描かれる熱いドラマに言及した。
世界中からの注目が集まっている、共感必至の新チーム〈サンダーボルツ*〉。先日、彼らの新チーム名が〈ニュー・アベンジャーズ〉に決定したかのような新ビジュアルがお披露目されたばかり。
彼らは来年5月1日に全米公開予定の「アベンジャーズ」シリーズ最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(原題)に出演するとされており、さらに熱い視線が注がれている。
『サンダーボルツ*』は全国にて公開中。