羽生結弦 元妻と生活した仙台市内の億ションを売却していた…購入時とほぼ同価格の“投げ売り”状態

2024年5月20日(月)6時0分 女性自身

《自分が作っているのは、“道”だと思うんです。価値観だったり、背景だったり、過去だったり、未来だったり、そういったものが道になり、その道の途中で自分でも気づきがあったり、感じるものがあったり。


僕はそれを観客の方に観てもらい、共有してもらう。その道が楽しかったって、歩いてきてよかったって思ってもらえると、やっぱりうれしい。それが幸せだから、この道を歩き続けられるんだと感じています》(「GQ JAPAN」’24年5月8日配信)


そう語ったのは羽生結弦(29)。どんな経験も“道”になるという話のとおり、さまざまな苦難を乗り越え、現在は絶好調のようだ。


「昨秋から続いていた離婚に関する騒動も落ち着き、今は5月末に出演するアイスショーに向けて練習しているといいます。また、3月からGUCCIのブランドアンバサダーに就任していますが、着用商品は即完売。写真展は予約でいっぱいだそう。なにがあっても衰えない人気ぶりです」(フィギュアスケート関係者)


冒頭のインタビューで、羽生はこうも宣言していた。


《僕がこの先、あと30年間、フィギュアスケートという“言語”に付き合い続けたら、その年になったからこそ出てくる表現、その時にしか出せないフィギュアスケートっていうものが存在するかもしれないと思って。僕はその可能性があると信じているし、その可能性のために挑み続けなければならないと思っているんです》


スポーツ紙記者は言う。


「30年後には羽生さんもほぼ還暦。もし60歳で現役バリバリのスケートを披露するなんてことがあれば、伝説になります。今後も唯一無二の挑戦を続けるつもりなのでしょう。とことん未来だけを見据える羽生さんの姿勢がうかがえます」


過去を清算し、前に進んでいるように見える羽生。ただひとつだけ整理していなかったのが、マンションだ。


「元妻の誕生月でもある’22年3月、羽生さんは仙台市内の高級マンションの最上階、隣接する2室を現金で購入していました。1室約100平方メートルの広さで、価格も1億円超と豪華な“億ション”です。最後の五輪出場も終えて、結婚のために着々と準備を進めていたのだと思われます。


実際、1室に羽生さんの両親と姉、もう1室に羽生さんと元妻という形で新婚生活を始めたそうですが、約3カ月で離婚に至りました。外出やバイオリンの禁止など、元妻の行動が制限されていたという報道もありましたね。元妻はその後マンションを出て、東京の一等地で生活しています」(前出・スポーツ紙記者)


■“決意表明”の日にマンション売り払い


喜びも悲しみも詰まった、たった105日の“愛の巣”。ついに羽生は決断した。前出のフィギュアスケート関係者はこう話す。


「4月19日、羽生さんはマンションの1室を不動産会社に売却していたのです。19日は羽生さんにとって転機の日です。’22年7月19日に“決意表明の場”として開いた会見で、彼はプロ転向を発表しました。今年の7月19日は、初の単独アイスショー『プロローグ』のDVDの発売日になっています。今回も、自分の中で一区切りをつけるためにこの日を選んだのでしょう」


そして羽生が売却した部屋は、誰もが購入できる状態で売りに出されているという。


「大きなクローゼットが印象的な間取りです。寝室がいくつかあるので、子どもを育てる未来も考えていたのかもしれません」(不動産会社関係者)


その値段は、購入価格とほぼ同じようだが——。


「彼は、一つ一つの数字を大切に扱う人です。たとえば以前、ぴったり311秒のプログラムのメドレー動画を投稿し、被災地への祈りを示していました。“サンキュー”の気持ちを込めて、ファンのために39秒の動画を投稿したこともあります。


今回の価格設定にも少しひねりがきいていて、実に羽生さんらしいと感じました」(前出・フィギュアスケート関係者)


前出の不動産会社関係者は、販売価格についてこう分析する。


「近年、仙台のマンションの資産価値は、基本的には上昇傾向にあります。少し待てば、今より高く売ることもできたでしょう。それでも羽生さんは、購入時とほぼ同価格で“投げ売り”しています。利益を無視してでも、一刻も早くこの部屋を手放したい、状況をリセットしたいという思いがあったのかもしれません」


では、残されたもう1室はどうなっているのだろうか。


「このマンションを買うまで、羽生さんは家族と住んでいました。リンクへの送迎や食事管理などを家族が行っているからです。ただ、売りに出した手前、自分のファンなどが隣人になって問題が生じる可能性もあります。そのためすでに別の場所へ、一家で引っ越しているかもしれません」(前出・フィギュアスケート関係者)


羽生家が経営する個人事務所「株式会社team Sirius」の代表取締役に、マンション売却について尋ねたところ「回答は差し控えさせていただきます」と文書で回答があった。


《実際、まだまだ進化の途中だと僕は思っているので。これからも努力し続けて、いろんな経験を力に変えて、応援も力に変えて進んでいけたらいいなと思います》(「スポーツ報知」‘24年4月8日配信)


“愛の巣”を売る直前、4月7日のアイスショー『RE_PRAY』宮城公演の終演後に、次の野望を聞かれこう答えていた羽生。苦い離婚の思い出も力に変えて、心機一転、未来に突き進む——。

女性自身

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