ひろゆき氏「中小企業の増益なしで“物価の上昇に賃上げが追いつくはずがない”」GDP速報値に持論

2024年5月20日(月)7時14分 スポーツニッポン

 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が20日までに自身のSNSを更新。内閣府が16日発表した2024年1〜3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期に比べ年率換算で2・0%減り、2四半期ぶりのマイナス成長となったことに言及した。

 物価高を受けた実質賃金の低迷で、個人消費が4四半期連続で減少。認証不正問題を受けた自動車の生産停止も響いた。4期連続減は、世界的な金融危機「リーマン・ショック」が直撃した09年1〜3月期までの4四半期以来となる。

 個人消費は前期比(年率換算前)で0・7%落ち込んだ。主な内訳は車などの「耐久財」が12・2%減、食料などの「非耐久財」は0・1%減。衣類などの「半耐久財」は0・2%増、旅行などの「サービス」は1・0%増となった。

 ひろゆき氏は「“物価の上昇に賃上げが追いつかず”中小企業は、輸入価格があがり、仕入れ価格が上がったので値上げ。賃上げ余力はない。労働者の7割が中小企業労働者。物価上昇を賃上げが追い抜くには中小企業の増益が先。中小企業の増益なしで“物価の上昇に賃上げが追いつくはずがない”」とつづった。

スポーツニッポン

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