『イップス』第6話 染谷将太“慧”の不穏な表情にSNSざわつく「何者なの?」「何を隠してる?」の声

2024年5月21日(火)18時20分 All About

5月17日に放送されたドラマ『イップス』第6話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:フジテレビ『イップス』公式Webサイト)

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篠原涼子さん、バカリズムさんが共演するドラマ『イップス』(フジテレビ系)。5月17日放送の第6話では、ともにイップスを抱えた“絶不調バディ”の2人をつなぐ過去の事件について語られ、物語後半戦の新たな展開を見せました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第6話のあらすじ

“書けない”ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原涼子)は、“解けない”刑事・森野徹(バカリズム)のことを「卑怯者」呼ばわりしたことを謝ろうとスマートフォンでメッセージを送信します。しかし無反応の森野にイライラを募らせるミコ。そんな時、弟で弁護士の慧(染谷将太)から、怪しい部屋で撮られた森野の配信動画が送られてきます。
動画の中で森野は、8年前に起きた殺人事件の犯人とされた服役中のタクシー運転手・異口治(モロ師岡)は冤罪(えんざい)であり、自分は誤認逮捕を黙認した卑怯者だと告白。すぐに異口を釈放するよう求めます。その事件はミコの小説『歪な十字架』と殺害方法が同じことから、世間では「歪な十字架殺人模倣事件」と呼ばれていました。
ミコはコメンテーターを務めるワイドショー番組『朝キュン』から、事件と森野の告発について特集したいと要望を受けるも拒否。代わりに慧を出演させ、運転手の坂浦猛(渡辺大知)、森野の相棒刑事・樋口一之(矢本悠馬)とともに誘拐されたと思しき森野の救出に奔走。その行動の中で坂浦に違和感を抱いたミコは、実は彼が異口の息子であり、森野誘拐の犯人であることを解明。森野を無事救出します。
森野と再会したミコは、改めて卑怯者呼ばわりしたことを謝罪。森野は8年前の事件について語り始めます。異口が犯人で間違いないから必ず落とせと上から命じられたものの、彼から「卑怯者」と呼ばれて再び調べ直したところ、犯人ではないと考えるようになったそう。しかし進言は届かず諦めた異口は一転して自供。その事件がきっかけで、森野はイップスになってしまったのです。
ミコもまた同じ事件を機にイップスになっていました。改善するためには原因と向き合うことが大事だと話す森野に対し、「とりあえず2人で真犯人見つけちゃう? そしたら前に進めるかもよ」とミコ。“絶不調バディ”は無事復活し、新たな目的が生まれるのでした。

8年前の事件を詳細に調べる慧の真意とは?

父の冤罪を晴らすために森野誘拐という犯行に及んだ坂浦。逮捕後に接見したミコとの「全部うそだったの? 私のファンっていうこと」「全部うそです」「鼻触ってたよ(うそをついている時のしぐさだと指摘)」という会話は、2人の間に育まれていた絆を感じ、切なくも胸あたたまるシーンでした。
一方、ミコと森野がバディ復活を遂げる裏で、樋口から事件について知り過ぎていると指摘された慧が浮かべた表情には不穏なものも。彼が事件について詳しく調べているのは、大切な姉をイップスに追い込んだ事件だからなのか、人権派弁護士として冤罪を疑う事件だからなのか、それとも他に何か理由があるのか気になるところ。
X(旧Twitter)では、「慧は何者なの」「慧が犯人なの?」「何を隠しているんだ…」「裏がないといいなぁ」「慧の動きも不穏だし、一気に巨悪と闘うみたいな感じになってきたぞ」など、慧が鍵を握っていくであろう展開への期待コメントが多く寄せられています。
第7話では、監禁事件以来、休養を命じられた森野を気晴らしにどこかへ行こうと誘うミコ。ストレス発散に、室内の物を自由に破壊できる“ぶっ壊し体験”のアミューズメント施設を訪れます。そこで元フィギュアスケーター・皇真白(村上佳菜子)と出会ったことが、新たな殺人事件現場との遭遇へ導き——。物語後半戦、目の前の事件と8年前の事件の真相解明に、ミコと森野がどう動いていくのか注目です。
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。
(文:地子給 奈穂)

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