ハードスケジュールの藤井聡太王将「棋譜中継を見ることが息抜き」西山朋佳女流三冠は「勉強では!?」と驚き “ダブル王将”がトークセッション

2024年5月23日(木)16時47分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太八冠(21)が5月23日、都内で行われた第73期ALSOK杯王将戦の就位式に出席。3連覇を祝うパーティーには女流王将のタイトルを持つ西山朋佳女流三冠(28)が参加し、檀上でトークセッションを行った。

【映像】会見に臨む藤井聡太王将の表情

 普段並ぶことのない“ダブル王将”の共演に、ファンの視線は釘付けとなった。就位式後に行われたトークセッションでは、今期の王将戦七番勝負から西山女流三冠が気になった一局として、決着局の第4局を取り上げ、藤井王将がポイント解説を行った。

 年間を通じて、タイトル戦で全国各地を飛び回ってハードスケジュールをこなす共通点を持つ両者。「めったにお話する機会がないので」と西山女流三冠からは、「8つタイトル戦を経験されていて棋戦の特色があると思う。王将戦ならではという特徴があれば教えてください」との質問が寄せられた。藤井王将は、「王将戦というと(勝者の)記念写真が有名だが、1日目の封じ手の後に一言二言のインタビューがあるのが特徴。対局者目線からするとどういうことを話すか、あるいはノーコメントを貫くかというのが難しいところです(笑)」とニヤリと笑いを浮かべる場面もあった。

 今期の“勝者の記念写真”で藤井王将が最も印象に残ったのは、島根県大田市で行われた第3局の一夜明けの朝に撮影した「雪だるまと雲海の写真」だといい、「景色が良くてすごく気持ち良かったですし、後で写真を見ると高いところに登っているようで、良い記念に残る1枚を撮って頂いた」と振り返った。

 また、西山女流三冠が、激務の中でもハイパフォーマンスを披露している“秘訣”について問いかけると、藤井王将は「忙しい時ほど休憩や睡眠をしっかりとることは意識している」とコメント。休憩タイムに行っていることについては「棋譜中継を見るのが日課。他の方の中継を見ると勉強にもなるし息抜きにもなる」と語ると、西山女流三冠は「棋譜中継を見る時間って休憩だったんですね!?結構、“最新の勉強”くらいに思っていたのですが…(笑)。やっぱり違いました!」と驚きを隠せない様子だった。

 一方、西山女流三冠も睡眠は大事にしているといい、さらに「対局前日は焼き肉を食べるようにしています。“将棋指しあるある”かも」と気合いを入れるためのルーティンを明かしていた。

ABEMA TIMES

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