ファン・ジョンミン×チョン・ウソン『ソウルの春』予告編解禁 独裁者の座を狙う男と国を守ろうとした男の攻防を描く

2024年5月23日(木)12時0分 クランクイン!

ファン・ジョンミンとチョン・ウソンがダブル主演する韓国映画『ソウルの春』より、日本版ポスタービジュアル&予告編、場面写真が一挙解禁された。

 今日「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などとも言われる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる本作。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも瞬く間に話題となり大ヒットスタート。最終的には国民の4人に1人が劇場に足を運び、『パラサイト 半地下の家族』などを上回る1300万人以上の観客動員を記録。コロナ禍以降の劇場公開作品としてはNo.1(3月末日現在)のメガヒットとなった。

 作り上げたのは、ノワールアクション『アシュラ』などで知られるキム・ソンス監督。同作でもタッグを組んだ2大スター、ファン・ジョンミンとチョン・ウソンを再び主演に迎えた。

 ポスタービジュアルは、ファン・ジョンミン演じる“独裁者の座を狙う男”チョン・ドゥグァンと、チョン・ウソン演じる“国を守ろうとした男”イ・テシンが相対する様を中央に配し、その表情からは相いれない2人の強い信念が感じられる。さらに闇夜に浮かび上がる無数の軍人たちの姿から、国家を揺るがすクーデター前夜の緊張感が漂う。

 日本版予告編では、「パク大統領閣下が逝去されました」という1979年10月26日の大統領暗殺を機に、「人間という動物はだな 強い者に導かれたいと願ってる」とチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)が実権を握り始める様子が。それに対し「あの男を放置してはなりません」と警戒を強める陸軍参謀総長(イ・ソンミン)は信頼するイ・テシン(チョン・ウソン)を「君のような無欲な人に首都(ソウル)を守ってもらいたい」と説得し、首都警備司令官に任命する。

 しかし、チョン・ドゥグァンの野望は暴走。ついに激しい銃撃戦を皮切りにクーデターへ。「ソウルを死守せねば」と険しい表情のイ・テシン。一方チョン・ドゥグァンは高笑いを見せ、「失敗すれば反逆罪、成功すれば革命だ!」と息巻く。あの夜の闘いで本当は何が起きていたのか、圧倒的なリアリティとスケール感で描かれる。

 場面写真には、9時間の攻防に身を投じるイ・テシン、チョン・ドゥグァン両陣営の様子が写し出されている。

 キム・ソンス監督は、当時高校3年生で、住んでいた漢南洞(ハンナムドン)で銃声を聞いて以来、ずっと胸に抱き続けてきた疑問を劇映画として再構成したという。「韓国現代史の運命を変えたあの日を、果たして私に描き切ることができるのだろうか?」と当初は不安もあったが、「当時を知らない世代の観客をも、事件が起きたあの日あの場所へと誘う」という決意のもと映画化を果たした。

 また5月24日より、特製ポストカード付きムビチケカード、映画前売券付きブロマイドが発売。ムビチケカードの販売時期は、劇場では5月24日劇場オープン時から劇場公開前日まで、通販では5月24日正午から8月22日23時59分まで。

 ブロマイド写真はエンタメプリントサイトにて購入可能。全6種ランダムで本作キャスト6人(ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・ヘイン)が登場。購入者には『ソウルの春』日本版ポスターが抽選であたるプレゼントキャンペーンも実施される。販売時期は5月24日正午から8月22日23時59分まで。

 映画『ソウルの春』は、8月23日より全国公開。

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