17歳ラッパー 銃をおもちゃのように扱い、頭を誤射した瞬間をライブ配信(米)

2024年5月23日(木)7時10分 Techinsight

今月15日、動画を撮影中に銃を誤射して死亡した米バージニア州サフォークに住む17歳のラッパー。当時の動画が拡散した(『BG Instagram「Jus ah yn with money」』より)

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米バージニア州サフォークに住む17歳の男性ラッパーが今月15日、動画を撮影中に銃を誤射して死亡した。男性はカメラの前で頭に銃口を向け、引き金を引いていた。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

銃の誤射で亡くなったのは、ラレー・フリーマン三世さん(Raleigh Freeman III)で、ラッパーのライロ・ハンチョ(Rylo Huncho)として知られていた。


ラレーさんは事故が起きる直前、銃を振り回しており、「みんな、くそったれ」と発言すると、頭に銃口を向けていた。


そうして引き金を引いた直後に銃声が響き、倒れるようにしてカメラの前から姿を消してしまい、SNSでは当初「動画はフェイクだろう」と噂になっていたという。


しかしながら英ニュースメディア『The Mirror』では、「ラレーさんは当時、ライブ配信を行っていた」と指摘。銃を振り回しているうちに誤って銃の安全装置を外してしまい、実弾が発砲されたようだ。


そして地元のセンタラ・ノーフォーク総合病院に搬送され、後に死亡が確認された。


当局はラレーさんについて「誤射による自傷が原因で死亡した」と公表しており、家族が立ち上げたクラウドファンディングサイト「GoFundMe」の専用ページでは、いとこが次のように綴っていた。


「彼は一人っ子。シングルマザーが最善を尽くしてケアをしていた。彼の死因は自殺か事故。ただ私たちは今も、なぜこのようなことが起きたのか探っている最中だ。」


そしてこのニュースには、次のようなコメントが寄せられた。


「若者が銃をおもちゃのように扱うなんて、カッコよくないし、面白くもない。ただ危険なだけだ。」
「バージニア州では21歳にならないと銃を購入できないはず。どうやって銃を手に入れたのか?」
「親は子供が何に興味を持っているのか知り、話し合いを持つべき。」
「17歳だったら学校にいるべきで、銃は必要ないよ。」
「銃を安全に取り扱うためには適切な教育と訓練を受けることが必要。私たちは彼を悪者扱いするのではなく、銃について教える必要があるということだろう。」
「この若者を気の毒に思う。」


ちなみに米ミシシッピ州では2020年、当時33歳だった男性が自宅で自殺する様子をFacebookでライブ配信して拡散。男性は拳銃で頭を撃って亡くなっており、SNSユーザーらは「絶対に見ないで」と注意を呼びかけていた。


画像は『BG Instagram「Jus ah yn with money」』『New York Post 「Teen rapper accidentally kills himself on social media video after pointing gun at his head and pulling trigger」(Instagram / @rylohuncho_)、「Two young cousins die while playing with gun during livestream」』『The Mirror 「Social media star dies after ex-husband ‘set her on fire while she was streaming live’」』『The Sun 「CRY FOR HELP Ronnie McNutt’s tragic last Facebook post about ‘needing to know you’re loved’ just minutes before livestreaming suicide」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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