幾田りら&あの「デデデデ」共演で距離縮める プライベートの交流語る「最初は友だちとは思えない距離だった」【デデデデ】

2024年5月24日(金)21時18分 モデルプレス

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」後章公開記念舞台挨拶に登場したあの、幾田りら(C)モデルプレス

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【モデルプレス=2024/05/24】歌手の幾田りらとあのが24日、都内で行われたアニメーション映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」後章公開記念舞台挨拶に、原作者の浅野いにお氏、声優の島袋美由利、大木咲絵子、和氣あず未、白石涼子、入野自由、内山昂輝、坂泰斗とともに登壇。プライベートでのエピソードを語った。
◆幾田りら&あの、プライベートで焼き肉へ
漫画家・浅野いにおが原作を手掛ける本作は、突如東京上空に巨大な宇宙船 通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語を描く。幾田とあのが声優キャストとしてW主演を務め、ごくごく普通の女子高生・門出を幾田、ハイパー&ポップな親友の“おんたん”こと中川凰蘭をあのが演じる。
舞台挨拶では、後章本編を友情、恋愛、対決の3つのテーマに分けてトークが展開され、友情パートで、お互いを『絶対』という存在で認識し合っている門出とおんたんの関係性をどのように思っていたか、また共感する部分はあったか尋ねられると、幾田は「作中にもありましたけど、世界中の全員を敵に回しても守りたいとか、そばにいたい存在というのはすごいなというか、憧れるというか、羨ましい気持ちで、共感というよりもそういう気持ちのほうが強いです」と吐露し、「人っていいところも悪いところもいろんな一面があると思うんですけど、それを全部ひっくるめて愛せる存在が隣にいるって本当に素敵なことだなって思いながら声を当てさせてもらいました」とにっこり。一方、あのは「絶対的な存在がいるのはある意味羨ましいなと思ったし、友情、青春っていうところにおいては自分は経験してこなかったところでもあるので、この作品でそれを疑似体験じゃないけど、自分の高校時代のこととか、中学時代とか、全部を書き換えられたじゃないけど、すごく悪いこともいい思い出に変えられるような気持ちにさせてもらいました」と目を輝かせた。
そんな2人に対し、浅野氏は「実際、お2人は最初、うまく話せないみたいな雰囲気がありましたけど、いろんなところで共演されて距離感はどうですか?」と質問。これに、幾田は「最初に比べたらちょっとずつ距離は縮まっているかなという感じはしているんですが、あのちゃんはどうでしょう」と尋ね、あのは「最初は友だちとは思えない距離だったんですけど(笑)、今はいろんな番組とかインタビューをたくさん受けて距離が縮まったし、ご飯もやっと行けたー!」とにっこり。
MCから何を食べに行ったのか追求されると、幾田は「焼肉に行きました」と打ち明け、肉はどっちが焼いたのか聞かれると、あのは「2人ともそんなに食べなくて、経験がなくて『どっちが焼くの?』『これなんの肉?』とか言いながらでした(笑)」といい、幾田も「お互いが焼いて、あげあってって感じでした」と語った。
◆あの、告白シーン収録秘話語る
そして、おんたんと大葉圭太、門出と渡良瀬のラブストーリーも見どころとなっているが、恋愛パートを演じるにあたって、アフレコで気をつけたことや工夫したことを聞かれると、大葉役を演じる入野は「あのさん、一緒に収録した告白のシーンはいかがでしたか?僕が覚えているのは、収録したときにみんなも見ていたじゃないですか。本番で(あのが)『好きー!』って言った瞬間に、後ろのみんながフワッと体温が上がる感じがして、めちゃくちゃ好きなシーンの1つです。覚えていますか?」とコメントすると、あのは「僕も後ろが『わーっ』みたいになったのを感じて、僕はプロの方々の前だし、なんテイクもやらないから緊張感もあって、すごく大事なシーンで『できるかな…』って思っていたけど、やってその後ろの反応が『すごい…』みたいな感じだったから嬉しかった(笑)」と笑顔を見せた。
イベントでは、キャストから浅野氏に質問をする企画も行われ、幾田は「ラストのほうのシーンで門出とおんたんがキスをするシーンがあると思うんですけど、世界が終わるかもしれないという中でも2人の絶対的な存在を示すのに、友情や恋愛とかそういう垣根を超えた人間同士の関係性を表現するのに、あのシーンを作ったのかなと予想していたんですけど、どうしてあのシーンを作られたんですか?」と質問すると、浅野氏は「おんたんは作中で大葉にもキスしてるんですよね、それって大葉に対してのおんたんの感情って恋愛じゃないと思うんですよね。恋愛というよりは親愛。だから、愛情が高ぶっちゃうとおんたんというキャラクターはチューしちゃうの。キステロです」と返答。これに、おんたん役を演じたあのは「僕、おんたんとめっちゃ共感する部分が多いなと思いながらやっていたんですけど、キステロはしないな(笑)」と苦笑し、浅野氏が「そんなことない、あのちゃんだったらわかってくれるはず」とコメントすると、あのは「しないですよ!」と否定した。(modelpress編集部)
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