キスマイ宮田俊哉、執筆活動は“極秘裏”に 周囲からの反響は「いつ書いていたの!?」

2024年5月24日(金)13時40分 オリコン

執筆活動は“極秘裏”に進めていたという宮田俊哉 (C)ORICON NewS inc.

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 6人組グループ・Kis-My-Ft2宮田俊哉が24日、都内で作家デビュー作となるライトノベル『境界のメロディ』(KADOKAWAメディアワークス文庫)の刊行記念記者会見を行い、3年間におよんだ執筆活動を振り返った。

 宮田は「きょう作家としてデビューしました、宮田俊哉です」とあいさつ。その直後に「発売前重版が決定しました」とサプライズで祝福され、驚きのあまりフリーズしてしまう場面も。我に返った宮田は「本当ですか!? 今初めて聞いたんですけど…やったぁ!」と喜びを爆発させ、「本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝した。

 「いつか自分でアニメを作ってみたい」という夢をかなえるため、「まずは原作が必要なんじゃないか」とペンを執った。制作は構想も含めて3年間におよんだが、「僕はやはりアイドルとしての活動がメイン。時間には限りがあるので…大変でしたね(笑)」と振り返りつつ、「大変だったけどすごく楽しかったので、またこういう作業をしてみたいという気持ちはあります」と作家業継続に意欲ものぞかせた。

 周囲からの反響の大多数は「いつ書いていたの!?」という声だったそう。これは宮田自身が「メンバーは知っていたと思いますが、できるだけほかの方には気づかれないようにしていた」からで、その理由について「周りの方に『今忙しいんだよね』と思われながら仕事をするのが申し訳なくて…」と明かしていた。

 また、加藤シゲアキなど執筆業における“先輩”に相談をしたかと問われると、「書いている最中にアドバイスがほしいなと思う瞬間はあったんですけど、なかなかお話する機会がなくて相談ができなかった」とし、「だから、僕が本を書いているということも知らなかったと思います(笑)」とニヤリ。「もしいつか機会があれば、本を書くことについてお話してみたい」と期待もにじませた。

 本書は、「音楽」をテーマに2人の少年の青春と命の輝きを描く、宮田にとって初のライトノベル。メジャーデビュー目前にして相方のカイを事故で亡くしたキョウスケは、音楽から距離を置き無気力に生きていたが、事故から2年、突然カイがキョウスケの前に現れ、生前と変わらない歯に衣着せぬ物言いや、思わずつられて笑顔になってしまう強引さを持つカイに説得され、再び音楽の世界と向き合い、共に音を重ねる喜びを感じていくというストーリー。

 同日発売のドラマCD付特装版では、小説の印象的な2つのシーンを伊東健人とSnow Man佐久間大介が演じ、宮田はナレーションで参加したほか、宮田とキャストによる座談会もドラマCDに収められている。

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