ゴールデングローブ賞がルール改正「マスクなどで顔が見えない役は演技部門の対象外」

2020年5月28日(木)12時30分 シネマカフェ

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』キャスト&スタッフ (C) Getty Images

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ハリウッド外国人映画記者協会(以下、HFPA)が、ゴールデングローブ賞のルールの変更を発表した。「声のみのパフォーマンスは演技部門の対象とならない」というもの。マスクなどで俳優の顔が分からない、または見えない役は主演男優/女優賞、助演男優/女優賞の候補にはならないということだ。


※以下、「マンダロリアン」の一部ネタバレがあります。ご注意ください。

このルール改正は、主役のペドロ・パスカルがシーズン1の全8話を通してマスクを着用し、“ほとんど”顔を見せないという珍しいタイプのドラマ「マンダロリアン」が引き金になったと予想されている。なお、ペドロは今年のゴールデングローブ賞にノミネートされていなかったが、最終話でマスクを外して顔を見せるため、ルールに則るならばノミネートを受ける資格はあったと「Variety」誌がHFPAに確認を取っている。


「マンダロリアン」には、主役の俳優の顔がマスクで分からないからこそ撮影できたエピソードがあった。ペドロが演じているマンダロリアンの声は全て自身の声だが、第4話「楽園」ではマスクを含むコスチュームを身につけてマンダロリアンを演じたのは、スタントダブルのブレンダン・ウェインとラティーフ・クラウダーの2人だった。このエピソードの撮影時、ペドロは舞台「リア王」のリハーサル中で出演できなかったのだ。

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