ディーン・フジオカ登場シーン解禁『父と僕の終わらない歌』本編映像
2025年5月28日(水)18時0分 シネマカフェ
『父と僕の終わらない歌』©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
寺尾聰が16年ぶりに主演を務める本作は、アルツハイマー型認知症を患う父が動画投稿から80歳にしてCDデビューを果たしたイギリスの実話を基にした感動作。舞台を日本にし、横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、父の夢を叶えようとする息子の物語を描く。
この度解禁されたのは、ディーン・フジオカ登場シーンの本編映像。
ディーン・フジオカは、松坂桃李演じる息子・雄太のパートナーである亮一役を務めており、その独特な存在感が話題となっている。亮一は、父のレコードデビューの夢を支える売れないミュージシャンという役柄だ。
父の病気に向き合いながら苦悩を抱える雄太の相談に乗り、初めは電話口で優しく語りかける声だけで登場してくる亮一。物語が進む中で、父・哲太のレコードデビューのチャンスを掴もうと奮闘する雄太と横須賀の仲間たちだが、終盤、その夢が遠のいてしまうような最大のピンチが訪れる。
しかし、そんな場面で満を持して“飄々”と現れるのが、ディーン・フジオカ演じる亮一だ。映像では、聡美(佐藤栞里)、治(三宅裕司)、大介(石倉三郎)の慌ただしい様子とは一変して、「あのー、何かあったんですか?」と、どこか間の抜けた温度感で声をかける亮一。
電話の声で登場してきた穏やかな雰囲気そのままに、「何かお手伝いできることがあるかもしれません。僕一応、音楽やってるんで」と、爽やかに提案するが、果たして亮一は哲太のレコードデビューの夢を繋ぐ、救世主となるのか? そして、ミュージシャンをやっているという亮一だが、一体どんな音楽を披露するのか?
過去の共演以来、“親父(オヤジ)”と慕う寺尾からのラブコールもあって出演を決めたことを明かしているディーン・フジオカ。主演・寺尾が信頼を寄せるディーン・フジオカが、笑いあり、涙あり、感動ありの本作に絶妙なアクセントを加える、印象的な登場&歌唱シーンは必見だ。
また本作は「2025上海国際映画祭 日本映画週間」への出品も決定している。
『父と僕の終わらない歌』は全国にて公開中。