西野七瀬&本郷奏多ら出演の短編映画が完成「GEMSTONE Creative Label」

2025年5月28日(水)18時45分 シネマカフェ

『インフルエンサーゴースト』 Ⓒ2025 TOHO CO., LTD.

東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」より、新作短編映画3作の完成が発表された。

本プロジェクトは、フォーマットやメディア、これまでの実績を問わず、全てのクリエイターが自由に才能を発揮できる場を提供することを目的に、東宝の若手社員が立ち上げた。昨年、4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結し、GEMSTONE初の劇場公開作『GEMNIBUS vol.1』は、2週間限定公開された。

今回完成した新たな短編作品は、西野七瀬本郷奏多が出演、高級感のある映像と、実力派俳優陣が融合したスタイリッシュかつクールなクリーチャーホラー『インフルエンサーゴースト』。

吉田美月喜&香椎由宇出演、『MIRRORLIAR FILMS』に参加した村上リ子が監督・脚本を手掛けたSFサイコロジカルホラー『顔のない街』。

西垣匠&山崎天出演、商業映画デビューを果たす関駿太が自身の姿を主人公に重ねて描いた等身大の青春ストーリー『ソニックビート』の3作品。

国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025」のレッドカーペットおよびオープニングセレモニーには、各作品の監督およびキャストが登場し、撮影秘話や作品に込めた思いを明かした。

なお3作品は、海外映画祭への出品を予定しており、劇場公開を想定しているという。

<各作品のあらすじ>

『インフルエンサーゴースト』
「これは——本当の私じゃない」。ある日突然、身に覚えのない罪で「炎上」したら? 日本を代表するインフルエンサー集団が、火災で命を落とす衝撃的な事件が発生。偶然居合わせた一般人の麻理(西野七瀬)はSNS上で犯人扱いをされ、世間の怒りを買う。追い詰められた彼女は、「本当の自分」を取り戻すため、火災現場に向かう——。

いつ、誰が、どんなタイミングで、炎上するか全く予想がつかない現代。明日のターゲットは、あなたかもしれない。これは、現代を生きる全ての人が無関係ではいられない、炎上の裏側を描く物語。

『顔のない街』
舞台は近未来の日本。顔を自由に変えられる時代、同じ顔をした人々が街にあふれる社会。“ナチュラルの顔”で生きる大学生・ミサ(吉田美月喜)は、自身の鏡に謎の×マークが描かれていたことをきっかけに、不穏な違和感と不安に飲み込まれていく。やがて彼女はレイ院長(香椎由宇)の経営する有名クリニック「レイ・フェイス・クリニック」の扉を叩き、顔を変えるという選択に向き合うが——。

『ソニックビート』
陸上競技大会100m走予選のスタートラインに立った高校陸上部員のイサオ(西垣匠)は、極度のプレッシャーから精神世界に閉じ込められてしまう。真っ暗な空間には、怪しい作業員とイサオの記憶を映し出すテレビデオ。陸上部イチ足が速いアキ先輩(山崎天)との思い出が走馬灯のように駆け巡る。イサオは過去の記憶と向き合い、走り出すことができるのか——。
※山崎天の「崎」は、正しくは「たつさき」

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