TBS 活動終了発表の「嵐」に「感謝しかございません」特別番組に意欲「機会がいただけるのならば」

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　TBSは28日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、来年5月での活動終了を発表した「嵐」について言及した。

　同局では、「ひみつの嵐ちゃん!」（09〜13年）を放送。メンバーの櫻井翔は「櫻井・有吉THE夜会」（木曜後10・00）に出演中で、今年4月からは二宮和也がMCの「ニノなのに」（水曜夜9・00）がスタート。7月スタートの日曜劇場「19番目のカルテ」（後9・00）では松本潤が主演を務める。

　龍宝正峰社長は「たいへんお世話になりました。『ひみつの嵐ちゃん』にメンバー全員で出演いただいたり、バラエティだけではなく、ドラマにもご出演していただいて、本当にお世話になった皆さんです。音楽番組、『CDTVライブ！ライブ！』や『音楽の日』などでも素晴らしいパフォーマンスを披露していただきました。たくさんの笑顔や感動を届けていただいたと感謝しております。これまでも皆さんにお世話になっておりますし、これからも嵐の皆さんにはお世話になろうと思っておりますので、さらに皆さんの活躍を期待している状況でございます。嵐というグループに関しては感謝しかございません」と語った。

　音楽番組や特別番組などの制作について、合田隆信専務は「まだ具体的なものはない」としたが、龍宝社長は「でも、もしそういう機会をいただけるのならば、ぜひTBSから元気な嵐の姿をお届けできればと思っております」と話した。

　合田専務は嵐が出演していた「ガキバラ帝国2000！」（00〜01年）で総合演出を務めており、「いくつか（仕事を）一緒にやってましたんで、非常に活動終了ということで寂しい気持ちももちろんあるんですが、何よりも大野くんが戻ってきて、もう1回5人で元気な姿をファンの前に見せてくれるっていうのは本当に感慨深いし、ファンの方たちもそれを楽しみにしてると思いますので、僕もその姿を楽しみに待ちたいと思います」と語った。

　活動を休止していた嵐は6日、ファンクラブサイトの動画に5人そろって登場。来春にツアーを行い、それをもってグループとしての活動を終了することを発表した。