民放各局 活動終了の嵐に特番オファー意欲、定例会見で社長言及相次ぐ
2025年5月28日(水)17時45分 スポーツニッポン
民放各局が来年5月いっぱいで活動終了を発表した嵐への特番オファーに意欲を示している。
日本テレビの福田博之社長は26日の定例会見で、嵐について「日本テレビにとって特別な存在であることは間違いありません」と言及。同局では活動休止まで約20年間、嵐の冠番組が続いており、「ここまで一緒に歩んでこられたことに本当に感謝したい」とコメント。特番制作や音楽番組へのオファーについては「お話しできるものはございません」とした上で、「とてもやりたい」と意欲を見せた。
27日に行われたテレビ朝日の定例会見で篠塚浩社長は「大変お世話になりました」と感謝の思いを口にした。嵐は「ミュージックステーション」に計140回出演。「活動終了までファンや視聴者をどう楽しませていくのか期待していきたい」と述べ、「もし我々にできることがあれば、させていただきたい」とオファーへ意欲を示していた。
そして28日に行われたTBSの定例会見で龍宝正峰社長は「感謝しかございません」と嵐への感謝を述べた。同局では「ひみつの嵐ちゃん!」などが放送された。現時点で特別番組などについて具体的なものはないとしながらも、「もしそういう機会をいただけるのならば、ぜひTBSから元気な嵐の姿をお届けできればと思っております」とオファーに前向きだった。
活動を休止していた嵐は今月6日、来春にツアーを行い、それをもってグループとしての活動を終了することを発表。20年12月31日での活動休止前は19年6月に入ってから、精力的に音楽番組への出演を増やしていた。今後の活動に注目が集まる。