田崎史郎氏「早い話、前の大臣は何もしてなかった」と前農相バッサリ 小泉農相は「空気を変えた」と評価
2025年5月29日(木)18時46分 スポーツニッポン
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が29日、TBS「ひるおび」(月〜金曜前10・25)に出演し、「世の中の空気を批判から期待感に変えた」と小泉進次郎農相(44)を評価した。
失言などで更迭された江藤拓前農相の後を受けて21日に就任した小泉農相。即座に備蓄米の放出手続きを随意契約に変更して週明けからの店頭販売スタートにこぎつけるなど、スピード重視でコメ価格引き下げへ動いている。
田崎氏は「自民党議員でも頭のいい人、政策に詳しい人はいっぱいいるが空気を変えられるのは小泉さんだけだってことですね」と言い、「批判が強かったところで登場していろんな発言をしながら世の中の空気を期待感に変えていった。それは小泉さんならでは」と行動力、発信力を評価した。
コメンテーターとして出演したタレント眞鍋かをりが「大臣が代わっただけでここまで一気に動くのはびっくり」と話すと、田崎氏は「早い話、前の大臣は何もしてなかったんですよ」と江藤氏をバッサリ。
「まあ、少しはやってた」とフォローしつつも、「備蓄米の放出についても前任の方は石破さんから言われても拒否していた」と明かし、MCのホンジャマカ恵俊彰が「(備蓄米についての)考え方が違ったんでしょうね」と言うと「そうです」とうなずいた。