26年後期朝ドラ主演抜てき「石橋静河」経歴、出演作は? 父は石橋凌、「鎌倉殿」では静御前役を熱演
2025年5月29日(木)12時45分 スポーツニッポン
NHKは29日、2026度後期の連続テレビ小説(第115作)の制作発表・主演会見を行った。ヒロイン葉野珠(はの・たま)役は石橋静河(30)。タイトルは「ブラッサム」で、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代がモデルの物語となる。脚本は櫻井剛氏が手掛ける。石橋の連続テレビ小説への出演は、2018年の「半分、青い。」以来2回目。
石橋は1994年生まれの東京都出身。俳優・石橋凌と女優・原田美枝子の次女で、2015年に俳優デビュー。4歳からクラシックバレエを習い、米・カナダ留学を経てコンテンポラリーダンサーとしても活躍した。2017年に初主演作「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」でブルーリボン賞ほか、多数の新人賞を受賞すると、以降、「東京ラブストーリー」(フジテレビ)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ)などの話題作に抜擢された。
2018年には連続テレビ小説「半分、青い。」にヒロインの幼なじみの妻・より子役を好演し、注目を集めた。
23年には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に静御前役で出演。源義経を虜にした都随一の白拍子(しらびょうし=鎌倉時代に盛行した歌舞、その歌舞を演じた舞女)を演じ、「静の舞」のシーンで脚光を浴びた。
近年では、「前科者」、「DEATHDAYS」、KAAT「近松心中物語」など、舞台や映画でも幅広く活躍。昨年のドラマ10「燕は戻ってこない」(NHK)では、生活苦から代理出産を引き受ける主人公を演じ、東京ドラマアウォード2024で主演女優賞を受賞した。
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