小学館「Precious.jp」が無許可の二次利用を謝罪 小田切ヒロ氏の連載を配信「認識が甘く...」

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　ファッション誌「Precious（プレシャス）」（小学館）が29日、公式サイト「Precious.jp」を更新。メークアップアーティスト・小田切ヒロ氏（43）の連載を許諾を得ず、2次利用したことについて謝罪した。

　Precious.jp編集部は公式サイトにて「『Precious.jp』で2019年から2020年に配信した小田切ヒロさんの連載『40歳からの“逆転発想”美容』を再編集して、新たな記事として最新の日付で配信しておりましたが、編集部の認識が甘く、小田切ヒロさんから二次利用等の許諾を得ておりませんでした」と報告。

　「小田切ヒロさんにお詫びいたします。再編集した記事はすべて削除いたしました」とし、「読者の皆様におかれましては、初出記事の配信日がわかりにくい状態で配信してしまったことをお詫びいたします」と謝罪。この事態を受け「編集部では、記事作成体制や権利処理手続きを再検討し、より丁寧な確認を徹底してまいります」と記した。

　小田切氏は自身のインスタグラムを更新し、「Precious.jp」のスクリーンショットを投稿。「数年に渡りこのようなことが起きていたなんて、私自身、最初は信じられませんでした」と悲痛な思いをつづった。

　また、フォロワーからのメッセージにより今回の問題が発覚したとも明かし、「気づいてくれたビーナスには、本当に心から感謝しています」とファンの総称「ビーナス」に向けて感謝した。「そして、その違和感から不信感を抱かせてしまった方々には、深くお詫び申し上げます。誤解を招いてしまったこと、心から申し訳なく思っています」と伝えた。

　そして「それでも、私自身はこれからも変わることなく、ビーナスたちとの絆を信じて、社会と真摯に向き合いながら、将来のビジョンに向けて進化を続けていきます」とし、「不道理なことが起きたとしても、それは目標達成までの“経過”でしかない。私はこれからも一切のよそ見をせず、前を向いて進み続けます」と決意をつづった。