『SSFF』開幕 坂下秀憲氏「MILBON BEAUTY PROGRAM」への思い明かす

2024年6月4日(火)18時30分 オリコン

『SSFF&ASIA 2024』OPセレモニーに登壇した株式会社ミルボン代表取締役社長・坂下秀憲氏 (C)ORICON NewS inc.

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 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF&ASIA) 2024』オープニングセレモニーが4日、LINE CUBE SHIBUYAにて開催され、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーの株式会社ミルボン・代表取締役社長の坂下秀憲氏が登壇。今年行われる「MILBON BEAUTY PROGRAM」について見どころを語った。

 株式会社ミルボンは、2022年からショートフィルム配信プロジェクト「MILBON BEAUTY MOVIES」や、SSFFと共に「MILBON BEAUTY AWARD」を設立するなど、美とショートフィルムがコラボレーションした企画を行ってきた。

 坂下社長は「美容」と「ショートフィルム」のシナジー効果について「どちらも何かを表現したい、何かを伝えたい、そういう人の心があるものだと思っています」述べると「目に見えない心を、目に見える形に表現していくというのは、人が人らしく生きていくために大切な文化だと思っています。今後とも美容とショートフィルム共に文化を育んでいける、そういった関係であることを願っています」と思いを語る。

 6月8日、表参道ヒルズスペースオーにて「MILBON BEAUTY PROGRAM」を開催する。本イベントでは、プログラムでは、今年の応募作品の中から、「美しさ」をコンセプトにミルボンと映画祭が選んだショートフィルム3作品『ナイジェリアのバレエダンサー』、
『パリ1970年』、『パレスチナ諸島』を上映すると共に、映画祭代表の別所哲也と、ファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が登壇し、それぞれが考える「美しさを通じた心の豊かさ」についてトークショーを行う。

 坂下社長は「『ナイジェリアのバレエダンサー』は不可能とされているステージに挑戦する強くひたむきな心を、『パリ1970年』は過去の記憶をたどる母に寄り添う息子さんの切ない心を、そして『パレスチナ諸島』は、お孫さんがおじいさんに何かをしてあげたいという温かく優しい心を表現した作品になっています」と見どころをあげると「どの作品も美しい心、豊かな心を感じ取れる作品だと思いますので、ぜひご覧になっていただければと思います」とアピールしていた。

 司会を務めた別所はトークショーについて「映像の美、表現の美……美についてしっかり語りたいと思います」と意気込みを語っていた。

 『SSFF&ASIA 2024』のテーマは「Illuminate Your Life〜いのち照らせ セカイ照らせ」。オンラインを含め、6月4日〜17日まで表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンスほかで、世界約114の国と地域から集まった4936点以上の中から、選りすぐりの約270作品を上映する。

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