池松壮亮、“息子”佐藤凌の「成長を見たかった」『アジアの天使』ほっこりメイキング

2021年6月8日(火)17時30分 シネマカフェ

メイキング写真 『アジアの天使』(C)2021 The Asian Angel Film Partners

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映画『アジアの天使』より、公開に先駆けて池松壮亮、チェ・ヒソ、佐藤凌の撮影の合間を映し出すメイキングムービーが到着した。



池松さんが演じているのは、主人公のシングルファーザー、青木剛。その息子・学役は、子役の佐藤凌が演じ映画デビュー。そしてチェ・ヒソは、元アイドルで売れない歌手のチェ・ソルを繊細に演じている。


到着したメイキング映像では、食卓を囲むシーンの合間に、つまみ食いをする佐藤さんとそれを見ている池松さんとチェ・ヒソ。まるで家族のような、ほっこりする撮影の裏側が公開。

クランクアップ後の挨拶では、思わず涙する佐藤さんの姿も収められ、そこへすかさずチェ・ヒソが寄り添い、抱きしめる微笑ましい一幕も。


オール韓国ロケで挑んだ本作。舞台で演技経験を積んだ佐藤さんは、今回オーディションで選ばれ、母親と一緒に韓国に渡り、2020年2月から1か月半に及ぶ韓国での撮影を行った。

まだ8歳の佐藤さん。撮影中は、母親と二人三脚で演技の練習をして撮影に臨んだそうで、演じた役については「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います」と話し、思い出に残っているシーンは“学が海を見に行くシーン”だといい、「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と代弁。さらに、学が大切に持っている海辺での家族写真についても触れ、学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語っている。


そして佐藤さんは、池松さんについて「僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました」と撮影の合間も池松さんは父親ぶりを発揮していた様子。


一方、池松さんも佐藤さんについて「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました」と話し、「父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります」と思いを明かしている。


『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。

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