松重豊 中学時代に意外な業界へ弟子入り志願「連れて行って下さいと直談判したんですよ」

2024年6月17日(月)19時2分 スポーツニッポン

 俳優の松重豊(61)が、14日放送のTBSラジオ「NISSAN ARIYA Presents THE BATTERY〜石橋貴明 あの人と、どらいぶ。〜」(後8・00)にゲスト出演し、意外な業界への弟子入り志願の思い出を語った。

 長身で知られる松重。全盛期は1メートル90あったという。パーソナリティーの「とんねるず」石橋貴明から「何かスポーツはやられていたんですか?」と問われると、「サッカーとか野球とか、華やかなスポーツをやりたかったんですけど、この身長で球技がダメなんですよ。球を扱うことがどうしようもなくダメなんです」と返答。「どっちかというと、格闘系だった。相撲が好きだったので」と驚かせた。

 名前の由来も相撲に関するものだったという。「当時、小結まで上がった2代目の豊山さん…長濱さんって方がいらした。僕の名前の由来は初代なんですけど、僕はその2代目が好きで」。ある時、九州場所のため福岡にいた2代目豊山と座談会に参加できる雑誌の企画に応募し、見事当選。憧れの豊山と話す幸運に恵まれたという。

 座談会が終わると、松重は思い切って豊山に思いを明かしたという。「僕、中学2年生だったんですけど、“このまま僕は相撲界に入りたかったんで、連れて行って下さい”と直談判したんですよ。だいたいあのころ、中学くらいから相撲部屋に入る時代だったので。だから、“連れて行ってもらえればいいな”と思っていたんですけど…」。ところが、豊山自身が東京農大出身の学生力士だったこともあってか、「君ね、中学生だろ?高校行って、大学行って、それでもやりたかったらおいで」と断られたという。

 「中学2、3年で185、186あったので、やせてはいましたけど、もしかしたら連れて行ってくれるかもしれないと思っていたんですけどもね」と松重。その後、進んだ学校には相撲部はなく、柔道部に入ったものの、寝技で耳がすれることや、部室のにおいに耐えられず、「そんなに力を入れてやらなかった」と打ち明けていた。

スポーツニッポン

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