“ソウルの女王”アレサ・フランクリンが死去…エルトン・ジョンらがお悔やみ

2018年8月17日(金)15時30分 シネマカフェ

アレサ・フランクリン (C) Getty Images

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“ソウルの女王”と呼ばれたアレサ・フランクリンがすい臓がんの闘病の上、亡くなった。8月16日朝(現地時間)にアレサのパブリシストが発表。数日前に「危篤に陥っている」ことが報じられていた。デトロイトの自宅で息を引き取ったという。享年76。

訃報を聞いたセレブたちからは悲しみの声が上がっている。エルトン・ジョンは昨年アレサの「最後のパフォーマンスを見ることができた」と思い出をふり返った。アレサは彼が主催するエイズ基金のイベントに出演したが、「見るからに具合が悪そうで、歌えるかどうかわからなかった。でも彼女はやってくれた。大歓声だったよ」とのことだ。「本物の音楽を愛する者にとって、アレサの死は大打撃だ」と嘆いている。


歌唱力が高く評価されている俳優のヒュー・ジャックマンは、アレサとの共演経験を懐かしんだ。「僕のキャリアにおけるハイライトの1つは、トニー賞授賞式でアレサと歌ったことだ。自分の肉体から離れたような経験だった。史上最高の歌手の1人だよ。みんなが寂しく思う」。


オバマ元大統領はミシェル夫人と連名で追悼文を発表。ミシェル夫人は2015年にコンサートでアレサの歌声に涙する姿が目撃されていた。トランプ大統領もSNSで「素晴らしい女性だった。彼女の声は神からの贈り物だった。残念だ」とツイート。


11月14日には、ニューヨークでアレサの音楽業界の功績を称えたコンサートが開かれる。これは数か月前から企画されていたものだが、アレサが亡くなったいま、追悼コンサートの役割が大きくなるかもしれない。

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