『マエストロ』、ヴェネチア国際映画祭で7分のスタオベ バーンスタインの子どもたちは感動のあまりエア指揮者に

2023年9月4日(月)14時15分 シネマカフェ

『Maestro(原題)』Jason McDonald/Netflix

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9月2日夜(現地時間)、ブラッドリー・クーパーが監督・主演を務めるNetflixオリジナル映画『マエストロ:その音楽と愛と』がヴェネチア国際映画祭で上映され、7分間のスタンディングオベーションを受けた。

音楽界の巨匠、故レナード・バーンスタインの伝記映画である本作。ハリウッドで起きている脚本家と俳優のストライキを受け、バーンスタインを演じたブラッドリーも、妻フェリシア・モンテアレグレを演じたキャリー・マリガンも映画祭に参加することは叶わなかったが、バーンスタインの3人の子どもたちが出席。

映画のエンドロールが流れると、涙ぐむ3人は客席でバーンスタインの音楽に合わせて指揮者のように腕を振り、客席を盛り上げた。その動画がインターネットで拡散され、「彼らが(映画の出来を)すべてを示している」「ほほえましい」「喜びのエナジーにあふれている」「彼らの反応を見て、お父さんも喜んでいるはず」などのコメントが寄せられている。

Netflixは賞レースに絡むような大作をヴェネチア国際映画祭でお披露目する傾向にあり、2018年は『ROMA/ローマ』、2019年は『マリッジ・ストーリー』、2021年は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が初上映された。

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