“香り”で母の記憶に飛び込む…『ファイブ・デビルズ』予告&ビジュアル

2022年10月5日(水)14時15分 シネマカフェ

『ファイブ・デビルズ』 ©2021 F Comme Film - Trois Brigands Productions - Le Pacte - Wild Bunch International - AuvergneRhône- Alpes Cinéma - Division

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『パリ13区』の脚本を手掛けるなど、フランスで最も注目される新鋭レア・ミシウス監督最新作『ファイブ・デビルズ』から、新たな世界観のタイムリープに震撼する予告編と日本版ビジュアルが解禁となった。




本年度カンヌ国際映画祭監督週間にて上映されクィア・パルム賞にノミネートされた本作は、香りの能力で少女が母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく。

この度解禁となった予告編は、ファイブ・デビルズという閉鎖的な小さな村を映し出す美しい映像とは対照的に不穏な音楽が流れる中、<香り>の能力をもつ少女とその家族のもとに、音信不通になっていた父の妹が訪ねてくる。歓迎されない妹の正体を探るべく、少女が香りを嗅いでタイムリープしたのは母と叔母の10年前の封じられた記憶…。

不可思議でドキリとする映像が息つく暇もなく畳みかけ、「秘密の記憶が明かす衝撃の真実」という言葉で締め括られる。真実のキーワードは、<村で起きた悲劇>と<燃えたぎる愛>。そのヒントが隠された映像に注目だ。

併せて解禁となった日本版ビジュアルには、若かりし頃の母ジョアンヌ(アデル・エグザルコプロス)の儚くも情熱的な力強い記憶の一部が活写されている。全編35mmフィルムで撮影された本作を切り取った1枚は、往年のスリラーを思わすような雰囲気が表現され、美しく、同時に緊張感が漂う。タイトルとリンクするような「悪魔が真実を嗅ぎつける」というコピーが添えられている。

『ファイブ・デビルズ』は11月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。

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