ポン・ジュノ監督作品の魅力を徹底解剖、パルムドール受賞『パラサイト 半地下の家族』2020年1月公開

10月15日(火)20時32分 映画ランドNEWS

第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞、ポン・ジュノ監督の新作『パラサイト 半地下の家族』が2020年1月に公開される。


パラサイト 半地下の家族
(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

今年100年目の記念年を迎えた韓国映画界に、初めてのパルムドールをもたらしたポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』。現代社会が抱える問題をも内包しつつ、ユーモア、サスペンス、アクション…映画すべての要素を完璧に融合させながらツイストの効いた展開で描き切った。物語の構成だけでも超一級のエンターテインメント作品として申し分ないが、それに加えて「ボンテール(ポン・ジュノ+ディテール)」も余すことなく堪能できる!と評論家たちも声を揃える。


「ボンテール」とは、役者の台詞や動き、小道具、背景など画面に映し出されているあらゆる要素に、メッセージを込める監督の繊細さとち密さを称賛するため、メディアや評論家が生み出した造語。


パラサイト 半地下の家族


無類の日本漫画好きとしても知られるポン・ジュノ監督。もともと、漫画家を志していたこともあり、今も映画の撮影前には、緻密な絵コンテを描き、イメージを明確に表現することでも知られている。そんなポン・ジュノ監督にまつわるエピソードとして代表的なのが、名匠パク・チャヌク監督に、土屋ガロン、嶺岸信明著の漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を読むよう薦めたという話。のちにカンヌ国際映画祭グランプリ受賞を果たした『オールド・ボーイ』をポン監督がアシストしていた。


パラサイト 半地下の家族
ポン・ジュノ

そんなポン・ジュノ監督の過去作『殺人の追憶』(03)、『グエムル 漢江の怪物』(06)、『母なる証明』(09)、Netffixオリジナル映画「オクジャ/okja」(17)も、一筋縄ではいかない考え抜かれた設定のものばかり。目の離せない衝撃的なアクションやサスペンスがありながらも、現代社会に通じるテーマが必ず隠されている。一方、明るくキャラの濃い登場人物たちの姿に、思わずクスりと笑ってしまうユーモアも織り込まれており、日本人なら誰もが親しみを感じる“漫画”の趣も色濃く感じさせる。普段映画を観慣れない人でも、一度観たらその作風にどっぷりはまってしまうこと間違いなしだ。



映画『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


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