フィンランドの新たな才能が放つ『コンパートメントNo.6』公開決定
2022年11月8日(火)19時0分 シネマカフェ
恋人にドタキャンされ、世界最北端の駅へ向かう寝台列車に1人で乗り込んだ学生ラウラが、6号コンパートメントで乗り合わせたのは粗野な炭鉱夫のリョーハ。
最悪の出会いではじまる最愛の旅を、偉大なるフィンランド映画の先駆者アキ・カウリスマキを思い起こさせるメランコリーとオフビートなユーモアを交えて描いたフィンランドの新たな才能ユホ・クオスマネンは世界中から絶賛された。
クオスマネン監督は、長編デビュー作『オリ・マキの人生で最も幸せな日』(2020年日本公開)でカンヌ映画祭「ある視点」部門グランプリを受賞。ロサ・リクソムの同名小説を原案にした本作で、監督第2作にしてカンヌ映画祭グランプリを獲得。
さらにはフィンランド・アカデミー賞といわれるユッシ賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など7冠を制し、アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表選出など、世界中で17冠の快挙を遂げている。
この度解禁となったポスタービジュアルとメイン画像は、ラウラの列車に揺られる姿が切り取られ、言葉の通じない相手との心の交流、旅で得る出会いに期待が膨らむビジュアルとなっている。
『コンパートメントNo.6』は2023年2月10日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。