二宮和也『浅田家!』が最多、『パラサイト』『鬼滅の刃』も 報知映画賞ノミネーション

2020年11月17日(火)13時45分 シネマカフェ

『浅田家!』(C)2020「浅田家!」製作委員会

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第45回報知映画賞のノミネート発表が行われ、二宮和也が実在の写真家を演じた中野量太監督の最新作『浅田家!』が主演男優賞、監督賞、作品賞など最多となる8ノミネートを獲得。そのほか、『糸』『ミッドナイトスワン』『アンダードッグ 前後編』『罪の声』などがノミネートされた。



『浅田家!』では、ユニークすぎる家族写真で写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞した主人公・浅田政志を演じる二宮さんの主演男優賞をはじめ、父親役の平田満、兄役の妻夫木聡、東日本大震災のボランティア青年役の菅田将暉が助演男優賞、母親役の風吹ジュンと幼なじみ役の黒木華が助演女優賞を含む最多8ノミネート。


続いて、菅田さんと小松菜奈共演の『糸』、草なぎ剛主演『ミッドナイトスワン』、森山未來主演『アンダードッグ 前後編』が6ノミネートで並ぶ。新人賞には『ミッドナイトスワン』の服部樹咲、『望み』岡田健史、『ラストレター』森七菜、『his』宮沢氷魚、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』関水渚らの名前も。


そのほか作品賞・邦画には、現在公開中の『罪の声』が小栗旬の主演男優賞、星野源と宇野祥平の助演男優賞と共にノミネート。


ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)に輝いた黒沢清監督の『スパイの妻』、カンヌ国際映画祭公式作品で米アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品『朝が来る』など、先に海外で評価を受けた作品を含む17本が出揃った。


作品賞・海外は、クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』やSNSで話題となったアリ・アスター監督『ミッドサマー』ほか、米アカデミー賞作品賞『パラサイト 半地下の家族』や、『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』といった韓国映画が3本。記録的ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』はアニメ作品賞にノミネートされている。


受賞結果は選考委員会で厳正な審査が行われ、今月下旬以降に発表される。

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