『クリード 炎の宿敵』“アポロの命日”に本編映像解禁、アドニスとロッキーが因縁の対決をめぐって口論

2018年11月27日(火)19時5分 映画ランドNEWS

『ロッキー4/炎の友情』が全米で公開された33年前の1985年11月27日、アポロの命日としてシリーズの歴史に刻まれた特別な日に、『クリード 炎の宿敵』の本編映像が解禁となった。



1985年11月27日に『ロッキー4/炎の友情』が全米で公開。ロッキー(シルヴェスター・スタローン)と親友アポロ・クリード(カール・ウェザース)の前に史上最強の敵イワン・ドラゴが登場し、激闘の末にアポロはリングに沈み、帰らぬ人となった。当時、多くのファンがその衝撃的な展開に涙した。今回、アポロの命日にちなんで解禁された『クリード 炎の宿敵』からの本編映像は、残された実の息子アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)とロッキーが因縁の対決をめぐって口論する本編映像だ。



快進撃を続け世界ヘビー級チャンピオンとなったアドニスに対して、最強の宿敵、ドラゴ親子から挑戦状をたたきつけられる。偉大な父のために挑戦を受けることを決意したアドニスはロッキーを訪ねる。だが、目の前でアポロを失った自責の念と心の傷となった悪夢を拭い去ることのできないロッキーは、戦う必要はないと試合をやめるよう諭すのだった。



「俺には倒せない?そうなのか?」といらだちをぶつけるも、恋人ビアンカと結婚し、彼女の体内には新しい命が宿っていることが判明したばかりのアドニスに対して、ロッキーは「自分の人生を考えろ」と諭す。しかし、そんな言葉も激高したアドニスには届かない。「あんたは人生を考えたのか?今や孤独な老人だ。誰が世話してる?俺じゃないか!他に誰がいる?」とまくしたてる。最愛の妻エイドリアン亡きあと、実の息子とは疎遠となり、今は孤独に暮らすロッキーは、寂しそうな表情をして黙り込んでしまう。気まずい沈黙が流れるが、ついにアドニスが「俺は、あんたがいなくても戦う」と師であるロッキーとの決別を宣言するのだった。



ずっと共に戦ってきたアドニスとロッキーだが、今は亡き父アポロの悲劇に端を発する決別により、「クリード」対「ドラゴ」、宿命の戦いはどのような展開を見せることになるのか。人生をテーマに据えた本作の作品として深みが垣間見える。



映画『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国公開


(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.


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