ユキヒョウを捕獲、さばいて肉を食べた男を拘束―中国
2024年2月8日(木)0時0分 Record China
中国・新疆ウイグル自治区で、ユキヒョウを捕獲して肉を食べた男が拘束された。中国メディアの頭条新聞が5日付で伝えた。
現地警察によると、同自治区のクズルス・キルギス自治州に住む男は、山の中に仕掛けていた狩猟用のわなにユキヒョウが掛かって死亡しているのを発見。男はユキヒョウの頭部を切り落として自宅に保管し、皮をはいで解体して肉を食べたほか、尻尾でベルトをつくったという。
ユキヒョウは中国で1988年に国家一級保護動物に指定されており、狩猟は許可されていない。現在、男は警察に身柄を拘束されており、詳しい捜査が行われているという。
ユキヒョウはネコ科ヒョウ属に分類される哺乳類で、雪の多い地域で活動することからユキヒョウと呼ばれている。ワシントン条約で取引が規制されており、主にアルタイ山脈、天山山脈、ヒマラヤ山脈、パミール高原、チベット高原などに分布している。(翻訳・編集/北田)