2月の電子商取引物流指数、前年同月水準を上回る―中国

2025年3月7日(金)17時30分 Record China

2月の中国電子商取引物流指数は108.9ポイントで、前月より0.3ポイント下落しました。写真は浙江省の郵政職員。

中国物流購買連合会は6日、2月の中国電子商取引物流指数を発表しました。2月上旬の中国の伝統的な祝日・春節(旧正月)連休の影響を受け、物流指数は前月より多少下落しましたが、下落幅は明らかに縮小しました。春節連休後、電子商取引物流市場は安定した発展状態に戻り、2月全体の取扱量指数は前年同期の水準を上回ったとのことです。



2月の中国電子商取引物流指数は108.9ポイントで、前月より0.3ポイント下落しました。供給面から見ると、それぞれの指数は全体的に安定を保ち、在庫回転率と実載率指数は下げ止まって回復を見せ、いずれも前月より0.4ポイント上昇しました。これは、春節連休の終了に伴い、電子商取引物流企業の従業員が続々と職場に戻り、企業の在庫回転率が加速していることを示しています。



需要面から見ると、新たな国家補助金政策で携帯電話、タブレット、スマートウォッチ(ブレスレット)のデジタル製品3種類が買い替え補助金の対象となって以降、電子製品とインテリジェント製品に対する需要が消費者の注目の焦点となりつつあります。このほか、春節期間の映画興行収入の急増や東北部のハルビンでの冬季アジア大会の開催に伴い、文化・スポーツ関連製品の検索量も急増を続けており、文化・スポーツ産業の消費促進効果がさらに顕著になってきました。2月の電子商取引物流の全体取扱量指数は123.3ポイントと前月より0.1ポイント下落しましたが、前年同月の水準を上回りました。



また、2月の電子商取引物流コスト指数は119.4ポイントで、2023年1月以降初めて120ポイント以下に下がりました。これは、社会全体の物流コストを効果的に引き下げる政策の効果が電子商取引物流分野で持続的に現れていることを示しています。(提供/CRI)

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