40歳以上のIT人材「キャリアに不安」が4割 - 最多の理由は?

2025年4月30日(水)9時27分 マイナビニュース


レバテックは4月24日、「IT人材における40代以上の転職・採用実態調査」の結果を発表した。調査は3月5日〜10日、IT人材を採用する企業担当者522名、および40歳以上のIT人材439名を対象にインターネットで行われた。
「現在の仕事を続けることに対し、不安を感じますか?」と質問したところ、約4割が「とても不安を感じる」(13.0%)あるいは「やや不安を感じる」(27.1%)と回答。どんな不安を感じるのかを聞くと、40代では「技術革新の速さ」についていけるかを懸念する声が多く、年代が上がるにつれて、「体力・健康面」への不安が最も大きな課題に。
また、現在の転職意向を聞いたところ、6.2%が「転職活動中」、20.0%が転職を「検討中」と回答。一方で、約7割が転職を考えておらず、理由を聞くと「年齢的に転職が難しいと感じる」(42.9%)が最も多く、次いで「現在の職場環境に満足している」(38.0%)、「転職によるリスク(年収・ポジションダウンなど)を避けたいから」(24.4%)と続いた。
次に、40代以降で転職経験がある人に対し、直近の転職時期を尋ねたところ、「40〜44歳」(33.5%)、「45〜49歳」(25.1%)、「50〜54歳」(21.6%)が多数を占めており、特に40〜50代の転職が活発であることが明らかに。
転職時の年齢別に転職理由を見ると、40代では「収入アップ」「過去の経験・スキルを活かすため」が主な理由として挙げられた一方、50代以上では「定年を見据え、長く働ける環境を選びたかったため」という回答も上位に入り、安定した雇用を求める傾向がうかがえた。
また、40代以降の転職における年収の変化について教えてもらったところ、転職経験者のうち約4割が「年収が上がった」と回答。中には、「100万円〜200万円未満」(24.7%)や「200万円以上」(16.9%)の大幅な年収アップを実現した人も見受けられた。

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