北朝鮮、新型コロナ警戒で2280人が隔離状態

2020年3月28日(土)6時31分 デイリーNKジャパン

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は27日、国内で新型コロナウイルスへの感染が疑われて隔離されている人が2280人余りいると明らかにした。


同通信によれば、「各級非常防疫指揮部では、隔離の期間が終わる次第に異常症状のない医学的監視対象者を規定通りに解除しており、平安南道(ピョンアンナムド)、平安北道(ピョンアンブクト)、両江道(リャンガンド)、羅先(ラソン)市など全国的に残っている2280人余りの医学的監視対象者に対する病気の検査、検診と生活保障もより綿密に行っている」という。


北朝鮮では、一時7000人以上が隔離されていたことが、国内メディアのこれまでの報道でわかっているが、最大でどれくらいの数に達していたかは明らかになっていない。


同通信はまた、「1人の外国人がまた隔離から解除されて現在、隔離されている外国人は2人である」と伝えた。外国人は一時、約380人が隔離されていた。



北朝鮮は現在まで、国内で新型コロナウイルスの感染は発生していないとしているが、実際には感染者が多数に上るとする情報が少なからず漏れ伝わっている。


デイリーNKジャパン

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