フィンランドが「対人地雷禁止条約」脱退へ…ロシアの軍事的脅威に直面の欧州、動き相次ぐ

2025年4月2日(水)13時28分 読売新聞

フィンランドのオルポ首相=村上愛衣撮影

 【ロンドン=蒔田一彦】フィンランド政府は1日、対人地雷禁止条約(オタワ条約)からの脱退に向けた準備を開始すると発表した。ロシアの軍事的脅威に直面する欧州で、条約脱退を目指す動きが相次いでいる。

 発表では「2012年からオタワ条約の締約国となってきたが、それ以降、安全保障環境は根本的に悪化した」と指摘した。ペッテリ・オルポ首相は「条約からの脱退は、より多様な方法で安全保障環境の変化に備える可能性を我々にもたらす」と説明した。脱退後も平時には対人地雷を敷設しないとしている。

 オタワ条約を巡っては、ポーランドとバルト3国の国防相が3月18日、自国政府に脱退を勧告する共同声明を発表した。

 1999年に発効したオタワ条約は、対人地雷の使用・貯蔵・生産などを全面的に禁止している。日本を含む165の国・地域が加盟しているが、米国やロシア、中国は加わっていない。

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