ブリンケン米国務長官の訪中、中国は5つの目標に焦点―中国外交部

2024年4月23日(火)17時50分 Record China

中国外交部は22日、王毅外交部長の招きにより、米国のブリンケン国務長官が24日から26日まで訪中すると発表しました。

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中国外交部は22日、王毅外交部長の招きにより、米国のブリンケン国務長官が24日から26日まで訪中すると発表しました。同日中に開催された報道機関向けの説明会で、外交部北米大洋州局の責任者は以下のように説明しました。



中国が今年の中米関係を対処する上での方針と原則は、和をもって貴しとなし、安定を重視し、信頼を基本とすることだ。そしてブリンケン国務長官の今回の訪問に対し、中国側は主に5つの目標に焦点を絞っている。



第1は、正しい認識を確立することだ。中米はパートナーなのか、対抗者なのか。これは根本的な問題だ。われわれは、大国間の競争はこの時代の基調ではなく、中米両国と世界が直面する問題を解決することもできないと、一貫して考える。中米の二つの大国は、交流しないわけにはいかない。衝突したり対抗したりしてはならないことは、なおさらだ。中米関係は安定し、良好になり、安定、健全かつ持続可能な道を歩むべきだ。第2点は、対話の強化だ。第3点は、意見の相違を有効に管理することだ。米国は特に、台湾や民主と人権、路線と制度、発展の権利などの問題についての中国のレッドラインに触れてはならない。第4点は互恵協力を推進することだ。第5点は、大国としての責任を共に担うことだ。中米は共に安保理常任理事国であり、国際平和と安全の維持に特別な責任を負う。中国は中東、ウクライナ、朝鮮半島などの問題で建設的かつ責任ある大国としての役割を果たしており、米側が同様に振る舞うことを望む。



外交部北米大洋州局の責任者は以上のように説明しました。(提供/CRI)

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