ローマ教皇フランシスコの葬儀、160以上の国や機関の代表者ら25万人参列…日本から岩屋外相
2025年4月27日(日)5時0分 読売新聞
26日、バチカンで、各国首脳や聖職者らが見守る中執り行われたローマ教皇フランシスコの葬儀=倉茂由美子撮影
【バチカン市国=倉茂由美子】世界のカトリック信徒約14億人を束ねるカトリック教会の最高指導者で、21日に88歳で死去したローマ教皇フランシスコの葬儀が26日、バチカンのサンピエトロ広場で執り行われた。
米国のトランプ大統領やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領など約50か国の国家元首や約10か国の君主を含む、160以上の国や機関などの代表者、聖職者らが出席。約25万人が参列した。日本からは岩屋外相が参列した。次期教皇は、5月6日以降に開催されるとみられる教皇選出会議(コンクラーベ)で選ばれる。
ロイター通信などによると、トランプ氏は26日、ゼレンスキー氏と葬儀前にバチカンで約15分間会談した。両氏の会談は決裂に終わった2月以来で、ウクライナの停戦交渉を巡り協議。ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)で「良い会談だった」と投稿。会談でマクロン仏大統領とスターマー英首相が同席する場面もあった。