不妊治療クリニックに爆発テロ、1人死亡…人口の半分がLGBTQとされるパームスプリングス

2025年5月18日(日)9時24分 読売新聞

17日午後、米カリフォルニア州パームスプリングスで、爆発事件の現場付近に張られた規制線=後藤香代撮影

 【パームスプリングス(米カリフォルニア州)=後藤香代】米カリフォルニア州南部パームスプリングスの不妊治療クリニック前で17日午前(日本時間18日未明)、車が爆発してクリニックの屋根が崩落、炎上するなどし、1人が死亡、4人が負傷した。米連邦捜査局(FBI)はテロ事件として捜査を開始した。

 クリニックはウェブサイトで、不妊治療や代理母出産、「LGBTQ(性的少数者)の家族形成」の支援を行っていると説明している。FBIはクリニックを標的にした「意図的なテロ行為」と断定し、容疑者の割り出しなどを進めている。

 現場近くに住む無職マット・スペンサーさん(60)は「周辺の建物の一部が吹き飛ばされ、車1台がひっくり返った状態で燃えていた」と語った。

 現場はロサンゼルスの東約160キロの保養地で、市の人口の約半数をLGBTQが占めるとされる。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「クリニック」をもっと詳しく

「クリニック」のニュース

「クリニック」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ