トランプの後継者は俺だ、インド系大富豪候補者の支持率が急上昇
2023年8月26日(土)6時0分 JBpress
デサンティスに肉薄、支持率10%に
米共和党が8月23日に行った初の大統領候補者テレビ討論会の視聴者は
(Trump's debate counter-programming draws millions of views on X)
(Fox News is the debate’s biggest loser)
8人の候補者の顔見世も「象(トランプ氏)の出ないショー」
とにかく共和党支持者にとっては、
共和党の選挙戦略専門家のアレックス・コナント氏によれば、
(Los Angeles Times)
一方、トランプ氏抜きの今回の討論会で「誰が勝者か」
①ロン・デサンティス・フロリダ州知事:29%
②ヴィヴェック・ラマスワミ氏:26%
③ニッキー・ヘイリー元国連大使:15%
④マイク・ペンス前副大統領:7%
⑤クリス・クリスティ元ニュージャージー州知事:4%
⑥ティム・スコット上院議員:4%
(Our Republican debate poll finds Ron DeSantis and Vivek Ramaswamy won
注目すべきは、
直近の世論調査でも、断トツのトランプ氏(55.4%)
(2024 Democratic Presidential Nomination)
「痩せぎすで変な名前の男」と自己紹介
討論会参加者の並び順は支持率で決まる。
モデレーターから指されると開口一番、こう述べた。
「皆さん、痩せぎすの、しかも名前も聞きなれない男は、
(Who the heck is this skinny gay with a funny last name?)
「一つ言えることは、私は誰からもカネをもらったり(
(I’m the only person on the stage who is not bought and paid for, so I can say this. Climate change agenda is a hoax.)
ラマスワミ氏は、討論会を通じて一番喋りまくった。
気象変動、ウクライナへの軍事支援、中国の脅威、
終始一貫しているのはトランプ氏の4年間の内政外交すべてを支持
反トランプのジャーナリスト、チャーリー・スカイズ氏はこう描写した。
「ラマスワミ氏は、
「それはトランプ氏を支持している他の候補者が真似できないような
(The Vivek and Nikki Show)
高学歴・裕福・・・インド移民の典型
同氏はオハイオ州・シンシナティ生まれ。
両親はインド、
ラマスワミ氏は、カトリック系の高校を出た後、
在学中は「ハーバード・ポリティカル・ユニオン」(HPU=
その後、イェール法科大学院に進み、大学院生当時、金融、薬品、
その後、そのヘッジ・ファンドを「ロイバント・サイエンス」
2020年には環境保護、社会・企業のガバナンスのための基金を設立、
トランプ氏とは、2022年、
億万長者のラマスワミ氏が、トランプ氏の支持層を取り込む“
筆者:高濱 賛