IBMからのThinkPad買収で参入したレノボのコンシューマ市場での歩みも15年。振り返りのメディア向け勉強会に参加

2024年2月13日(火)14時11分 マイナビニュース

○一般向け参入から15年。色々な製品を出してました
レノボは2024年2月7日にコンシューマー製品市場に参入して15年経過したことを記念したプレスイベントを開催しました。15年の振り返りをレノボ コンシューマ製品事業部 部長の櫛田弘之氏が解説しました。
御存じの方も多いと思いますが、LenovoはThinkPad、つまり基本的にはビジネス向けのパソコン部門をIBMから買収して日本市場に参入しました。これが2005年ですが、2008年の12月にIdeaPad S10eを皮切りに日本のコンシューマー市場にも参入しています(当時「IdeaPadの品質はThinkPad同等か?」と聞いた覚えがあります)。
IdeaPad S10eはスペック的にはあまり大したことはない(!)、そのかわりに安いNetBookという製品で、5万円を切るパソコンとして「これなら市場に受け入れられるのではないかと考えていた」と担当したコンシューマ製品事業部 部長の櫛田弘之氏は説明。
一方で部下ともども量販店での営業経験がなく、かなり手探りでの旅立ちとなりましたし、一般向け製品となると広告やイベント等の仕掛けも必要となります。この辺はあまり説明はありませんでしたが、それなりに大変だった感じです(説明をしなかったのはタレントさんとの契約があるので、期間終了後には使えないという事情があります)。
コンシューマー関連の製品に関しては2012年に360度回転ヒンジを備えたYOGA、2017年には本格ゲーミングブランドのLegion、2023にはエントリーゲーミングブランドとしてLOQとブランド展開をしています。
その後モバイルパソコンのIdeaPad,Yoga Slim、360度回転ヒンジのYoga book、オールインワン製品のDeskTop、ゲーミング製品、タブレット製品の主要製品の紹介と製品展示がありました。東京ヴェルディが日本eスポーツリーグに参戦した時にレノボがスポンサードを行い、練習用に提供したパソコンはLegionになる前のYシリーズも発見(当時の記事)。
最後に未発表製品のチラ見せがあり「白いゲーミングノート」を予告。細かいスペックは全く公開していませんでしたが、自作PC界では白パソが最近人気でして、そのために白いマザー、白いメモリ、白いGPU、白いファン……と真っ白なパソコンを作ることもできます。「白いデスクトップは出さないの?」と聞いてみたのですが今のところ予定なしとの回答でした。

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