NTTデータ、データセンターの脱炭素化を加速‐年間440万kWh発電のメガソーラー活用
2024年3月1日(金)12時29分 マイナビニュース
NTTデータグループが保有する三鷹データセンターEASTにおいて使用する電力の約20%相当に対し、プロメディアが関東(埼玉県、栃木県)に新設する3カ所の太陽光発電所で発電した電力(合計3700kW、年間440万kWh)を、再エネ電力として東京電力エナジーパートナーが供給する。
2024年8月から順次供給を開始する予定で、これにより年間で約1580トンのCO2排出量削減が期待できるとしている。また、原油や資源価格の上昇による自社でのエネルギー調達や、環境への配慮にもつなげる。
発電規模(出力)が1000kWを超える大規模な太陽光発電設備はメガソーラーと呼ばれる。オフサイトコーポレートPPA締結によるデータセンターへの遠隔地メガソーラーの再エネ電力導入は、国内事例も少なく発電規模としても国内最大規模だという。
NTTデータグループは、保有する国内14箇所のデータセンターにおいて2030年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指している。現状PPA導入率は約1〜2%であるものの、同PPAをきっかけとして、2030年度までに導入比率約10%以上を目指すとのことだ。