ソニーのタイ半導体後工程新棟が稼働、車載イメージセンサなどの生産能力を増強
2024年3月28日(木)17時29分 マイナビニュース
SDTは1988年に設立され、現在はイメージング&センシング・ソリューション事業の後工程を担う生産拠点に位置づけられている。新設された4号棟は3層構造で、延床面積はユーティリティ棟を含み6万6370m2、クリーンルームは1層あたり8800m2(3層すべてに実装された場合は2万6400m2の見込み)で、主に車載用イメージセンサやディスプレイデバイス、データセンター向け半導体レーザーなどの後工程を行っていくとしている。
今後、約2000人の雇用創出を見込んでいるとソニーセミコンダクタソリューションズでは説明しているほか、市場の動向に応じて4号棟内への生産設備の拡充を図っていくことで、各製品の生産能力拡大に対応していくともしている。