日本HP、AI機能を強化した個人向け・法人向けPCおよびワークステーションを刷新

2025年4月11日(金)20時57分 マイナビニュース


日本HPは11日、次世代CPUや専用AIエンジン(NPU)を搭載し、AI機能を強化した個人向け・法人向けPCとプロフェッショナル向けワークステーションの新たな製品群を発表した。
個人向けには、14型のタッチ対応有機ELディスプレイを搭載したコンバーチブル型「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」と、重さ1kg未満のクラムシェル型13.3型ノート PC 「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」を投入。
「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」は、ミッドナイトブルー(Intelモデルのみ)とメテオシルバーの2色展開で、CPUに最新のIntel Core Ultra(シリーズ 2) または AMD Ryzen AI 300 シリーズを搭載。いずれも4月11日から発売し、価格はIntelモデルが209,000円〜、AMDモデルは198,000円〜。
「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」は、Z世代に人気の「HP Pavilion Aero 13」の後継機として位置付けられ、学習活動やプライベートでの活用において高い生産性を発揮する。セラミックホワイトとグレイシャーシルバーの 2 色展開で、価格は184,800円〜。4月11日より受注を開始し、出荷予定は5月以降。
法人向けでは「HP EliteBook 8」シリーズが刷新され、IntelまたはAMDの最新CPUを搭載。最大50TOPSのNPUオプション搭載で、従来モデル比で電力効率は最大224%向上し、AI画像生成は最大43倍高速化した。
ラインアップは13.3型コンバーチブル型の「HP EliteBook 8 Flip G1i 13」、13.3型の「HP EliteBook 8 G1i 13」「HP EliteBook 8 G1a 13」、14型の「HP EliteBook 8 G1i 14」、15.6型の「HP EliteBook 8 G1i 16」を用意し、法人向け5年間のLTE通信無制限利用権付きのHP eSIM Connectモデルも選べる。
価格は「HP EliteBook 8 G1i 13」が329,780円〜、「HP EliteBook 8 G1i 14」が384,780円〜、「HP EliteBook 8 G1i 16」は363,000円〜、コンバーチブル型「EliteBook 8 Flip G1i 13」は373,780円から。いずれも5月上旬から順次販売される。
ミニデスクトップ「HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC」は、HP Endpoint Security Controller(ESC)チップの最新版を搭載し、量子コンピューターによるハッキングに耐える。価格は未定で、7月中旬の販売開始を予定している。
プロフェッショナル向けモバイルワークステーション「HP ZBook Fury G1i」シリーズは、最大128GBのメモリと最大4つのM.2 SSDを搭載でき、処理解析やAI推論などの高負荷作業に対応。価格は18型モデルが728,200円〜、16型モデルが597,300円〜。いずれも6月下旬より出荷される。
省スペース型の「HP Z2 SFF G1i Workstation」は、約20%小型化したシャーシ設計で、オフィスやラックマウントでの多様な活用を想定。柔軟なCPU選択肢によりコスト管理とパフォーマンス最適化が可能となる。価格は192,500円〜、6月上旬に発売。
さらに、タワー型の「HP Z2 Tower G1i Workstation」は、従来比でCPUの電力および冷却性能が67%、GPU電力が約88%向上。最大600W出力のNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell GPUに対応。発売は7月上旬を予定。エントリー向けには「HP Z1 Tower G1i」(179,300円〜、7月中旬発売)や「HP ZBook 8 G1a」(204,600円〜、5月中旬発売)など、コストパフォーマンスに優れたモデルも揃える。

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